Google、広告売上が初の減少へ - FacebookとAmazonの広告売上シェアは増加

Google、広告売上が初の減少へ – FacebookとAmazonの広告売上シェアは増加


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eMarketer社がGoogleの広告収入の予測を始めて以来初めて、同社の米国におけるデジタル広告の純収入がで減少した。FacebookとAmazonは今後も成長を続けるだろうが、当初の予想に比べてかなり低い成長率となっている。今年の三社独占の規模は2019年とほぼ同じで、16億9000万ドル増加するが、内部の内訳に少し変動がある。

出典:eMarketer

2020年末までに、Googleの米国におけるデジタル広告の純収益は5.3%減の395億8000万ドルとなる。米国のデジタル広告市場におけるGoogleのシェアは29.4%となり、昨年の31.6%から低下した。eMarketer社の2020年Q1の予測では、Googleの米国での広告売上は12.9%伸びるものの、市場シェアはわずかに減少するとしていた。

「Googleは2016年以来、米国のネット広告収入の伸びがデジタル広告市場全体よりも遅いため、今年も米国のデジタル広告市場シェアを失う傾向が続くだろう。」と、Insider IntelligenceのeMarketerプリンシパルアナリストNicole Perrin氏は述べている。

両方の予測が下方修正されたにもかかわらず、FacebookとAmazonは今年、米国の純広告収益を増加させ、デジタル広告市場全体は1.7%の微増となる。

Facebookの米国におけるネット広告売上は、Instagramの成長に牽引されて4.9%増の314億3000万ドルになる。デジタル広告市場におけるFacebookのシェアは、前年の22.7%から23.4%へと拡大するだろう。

Amazonの米国におけるデジタル広告の純収益は、2020年に23.5%増の127億5000万ドルになる。その市場シェアは7.8%から9.5%に増加するだろう。

繰り返しになるが、米国のデジタル広告市場は1.7%成長して1346億6000万ドルになる。3社独占のシェアは、ロングテール市場で0.2ポイントの伸びにとどまり、過去10年間で最低となる。

「Googleの米国での純広告売上高が今年減少する主な原因は、これまでGoogleの検索広告製品に大きく集中していた旅行広告主の支出が大きく減少することだ。」とPerrin氏は述べた。

「旅行業界は世界的流行の中で最も大きな打撃を受けており、どの業界でも最も支出が減少している。Amazonは、同社のEコマースサービスに対する顧客の需要に応えるのに苦労したため、2014年に入ってGoogle検索から広告を削除したと報じられている。」
出典:eMarketer

Googleの米国内ネット検索広告収益は、2020年に米国で7.2%減少すると予測されている。検索広告市場における同社のシェアは、Amazon(旅に出ても)の検索広告が今年も堅調な成長を続けると予想されるため、前年の61.3%から58.5% (純額ベースで)に減少すると予想される。

「米国におけるGoogleの純広告売上高の大部分は依然として検索によるものであり、YouTubeは2020年も成長を続けるだろうが、よりネガティブな検索トレンドに完全に対抗するには不十分だろう。」とPerrin氏は述べた。

【参考】

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