日本国内だけでも数多くのマーケティング系の資格が存在する。資格だけ持っているいわゆるペーパー資格者は数多くいるのも事実であるが、あくまで資格は自身のマーケティングスキル・知識を向上させ、より企業や社会にその価値を発揮する事を前提として考える必要がある。
すべてのマーケティング資格を取得する必要はないが、これからWEBマーケティングについて勉強したい、自社のWEBマーケティングをさらに推進していきたい、など個々でその目的は異なるはずだ。
今回はそのようなみなさまへ、日本国内に存在するWEBを含めたマーケティング系の資格を紹介していく。
オンラインでWeb広告運用について学びたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
またすでに、デジタルマーケティングやWebマーケティングのスキルがあり、転職を検討されている方は、こちらの記事にWebマーケティング系のおすすめ転職エージェント会社をまとめていますので、参考にしてみてください。
では、資格・検定を紹介していきます。
目次(クリックしてジャンプ)
デジタルマーケティング・WEBマーケティング系の資格・検定
マーケティング・ビジネス実務検定
運営元:国際実務マーケティング協会
費用:
「マーケティング・ビジネス実務検定® B級」 受験料:7,150円(税込)
「マーケティング・ビジネス実務検定® C級」 受験料:5,980円(税込)
「B級」・「C級」併願 受験料:13,130円(税込)
メモ:
この資格を通して、マーケティングの基礎を一通り学ぶ事ができる。体系的にマーケティングを理解するにあたってはぜひ取りたい資格。
ネットマーケティング検定
運営元:株式会社サーティファイ
費用:5,800円(税込)
メモ:Webマーケティングの知識のみならず、個人情報保護やシステムの基礎も出題される。
ウェブ解析士
運営元:一般社団法人ウェブ解析士協会
費用:
初級ウェブ解析士 21,600円 (税込)
上級ウェブ解析士 86,400円(税込)
ウェブ解析士マスター 324,000円(税込)
メモ:企業の研修でも積極的に利用されるなど、年々、資格としての価値を高めている。ウェブ解析を中心としており、必要な用語や、分析手法、計算手法、業務設計などコンサルティングスキルも身につける事ができる資格。
Webアナリスト検定
運営元:一般社団法人 日本Web協会(JWA)
費用:10,800円〜
メモ:Web解析士とコンセプトは似ているが、こちらも解析系ではぜひ取っておきたい資格。試験の出題範囲は下記の通り、顧客フェーズで分類した解析やWEBマーケティング全体論の知識を中心として出題される。
1)Webアナリストとは
2)ユーザーフローに沿ったデータ分析の考え方
3)集客フェーズ
4)回遊フェーズ
5)コンバージョンフェーズ
6)リピートフェーズ
7)デジタルマーケティング概論
IMA検定(Internet Marketing Analyst 検定)
運営元:クラウドマネージメント協会
費用:
Standard 18,000円(税別)
Professional 25,000円(税別)
メモ:Webにおける集客、解析、レポーティング、改善案などのオペレーション実行力が身につく検定。Eラーニング講座もあり。
Web検
運営元: 社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定(ウェブケン)
費用:16,000円(税別)
メモ:Webリテラシー試験、Webデザイン試験、Webディレクション試験、Webプロデュース試験の4つの試験有り。
【参考】Web検における4つの試験
統計検定(Japan Statistical Society Certificate)
運営元:一般財団法人 統計質保証推進協会
費用:各内容に応じ多岐に渡るためURLより確認ください(http://www.toukei-kentei.jp/index.html)
メモ:「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験。データに基づいて事象を客観的に解析できる能力を問われる。WEB解析における資格として取得するマーケターも近年、増えてきている。
Google、Yahoo公認系の資格・検定
Google AdWords認定資格
運営元:Google
費用:無料
メモ:Google AdWords 認定資格は、AdWords に関する基礎知識や応用力、実務能力に優れた個人を Google が公式に認定するものです。AdWords 認定資格は、オンライン広告の公認プロフェッショナルであることを証明するものです。(引用:AdWords 認定資格について)
Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)
運営元:Google
費用:無料
メモ:2014年10月下旬より日本語対応。WEBマーケティング企業がGAIQ所持者の人数をアピールするなど、国内においても一気に広まりつつある認定資格。単純な知識だけでは解答しづらい問題が多い。想定されるケーススタディのような問題を比較的多い。
Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定
運営元:Yahoo! Japan
費用:6,648円(税別)
メモ:ヤフー株式会社はスポンサードサーチ、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)関係者に、「Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験」を提供。ベーシックとアドバンストで専門度を分類している。
Webライティング系の資格・検定
Webライティング能力検定
運営元:一般社団法人日本WEBライティング協会®
費用:13,500円(税込)
メモ:Webライティングの総合的な知識・スキルを身につけるための検定。出題内容は下記の通り。
1)国語
誰でも理解できる平易で正しい日本語
2)ウェブライティング
企業HP、ネットショップ、ブログ、FB、などのライティングスキル
3)コピーライティング、メールライティング
売れるライティング、メールによる顧客対応
4)SEO
多くの人に訪問してもらい、売上を上げられるSEO
5)倫理・法律、炎上対策
トラブルを起こさないライティングスキル
6)Webライティングに関するミニ論文(200~300文字)
意図が適確に伝わり信頼を高められる文章
ECサイト、ネットショップ系の資格・検定
ネットショップ実務士
運営元:一般財団法人ネットショップ能力認定機構
費用:レベル1 5,250円 /レベル2 6,300円
メモ:急速な市場拡大を続けるEコマース市場において受験者数が増加しているネットショップ検定。ネットショップの運営管理、WEB制作業務、プロモーション業務、時事問題などネットショップの運営者として必要な知識、スキルを問われる。
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