アクセス分析ツールを導入後使いこない人は約4割　データ活用の難しさが障壁【インフォネット調査】

　インフォネットが実施した最新の調査によると、アクセス分析ツールを導入した非専門人材や兼務人材の約4割が、導入前の期待に比べて十分に活用できていないことが明らかになった。活用が進まない主な理由として、データの活用が難しいと感じることや、機能が複雑であることが挙げられている。

　調査は、サイト運営経験のある121名を対象に行われ、導入後の活用状況について詳細に分析された。具体的には、「非常に活用できている」との回答はわずか4.9%にとどまり、多くが「やや活用できている」と回答している。活用ができている理由としては、直感的なインターフェイスや必要な情報の集約性が挙げられた一方で、活用が難しいと感じるユーザーは、機能の複雑さや成果の実感の欠如を課題として指摘している。

　このような背景から、アクセス分析ツールの更なる効果的な活用方法の提案や、ユーザーフレンドリーな機能改善が求められている。企業はこれらの調査結果を踏まえ、ツールの選定や導入後のサポート体制を再考する必要があるだろう。

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