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チャットボットはEメールマーケティングを淘汰する?

チャットボットとEメールマーケティング

世界中で約37億人のEメールユーザーがいる中、Eメールをうまく活用することで、ビジネスを大きく成長させることができます。Eメール広告費は2019年にすでに3億5000万米ドルに達しているので、Eメールマーケティングが主要なマーケティングチャネルの一つであると言っても過言ではないでしょう。

しかし、チャットボットのような新しいマーケティングチャンネルの出現により、Eメールマーケティングの衰退をめぐる憶測が一時期、多くありました。予想成長率が136%のチャットボットがメールを乗っ取るように見えるかもしれませんが、そうではありません。実際、51%の顧客は既にチャットボットの利用を嫌っているというデータもあります。もちろん、チャットボットには多くの利点がありますが、メールマーケティングを圧倒することはまだ遠い夢です。

より広範囲にリーチできる

冒頭で述べたように、世界では現在、37億人のアクティブなメールユーザーがいます。Radicatiによると、この数は2022年末までに42億人に達すると予想されています。その結果、Eメールマーケティングのリーチは、他のどのマーケティングチャネルよりも確実に大きくなると言われています。

さらに、メールのコンバージョン率は他のどのチャンネルと比べても66%と高いのはEメールマーケティング担当者にとっては周知の事実でしょう。確かに、チャットボットはスマートフォンやインターネットに精通したミレニアル世代に入り込むことができるでしょう。しかし、スマートフォンを使ってインターネットにアクセスしているのは旧世代のわずか17%であり、チャットボットのようなモバイルに適したマーケティングチャンネルはあまり見込みがありません。

さらに、56歳以上のユーザーの55%は、モバイルではなくコンピュータでメールをチェックすることを好みます。したがって、Eメールマーケティングは、チャットボットに対して競争力があるとは言えません。むしろ比較すること自体が間違っているのかもしれません。

高いROI

ROIに関しては、Eメールマーケティングに勝るものはありません。現在、58%の人が朝一番にメールをチェックするそうです。

これは、私たちの生活におけるEメールのリーチ範囲と生活への密着度について大きい影響を与えるチャネルということになるでしょう。会社の同僚から私たちが支払っているサービスに至るまで、誰もがEメールで私たちに連絡してきます。探しているかどうかにかかわらず、Eメールはいつでも顧客に届きます。

そういった意味でEメールマーケティングは明らかにチャットボットより有利ではないでしょうか。でうまくいけば、顧客が探してもいなかった製品に興味を持つようになります。

要するに、Eメールは顧客を惹きつけ、興味をかきたてるのに役立ちますが、チャットボットができることは、要求されたときに応答することだけということになります。

優れたマーケティング資産

Eメールは、それ自体がマーケティング資産になります。説得力のある魅力的なコピーライティングやクリエイティブなデザインから、魅力的なコンテンツや強力なCTAに至るまで、お客様が次のアクションを実行するためのすべてを準備します。Eメールマーケティングはビジネスのマーケティングツールにすぎないと言っても間違いではありません。さらに、共有可能であることから、強力なマーケティングチャネルにもなりえます。あなたのEメールを魅力的だと感じた顧客は、それを家族や友人に簡単に転送することができ、それによって全く異なる種類のチェーンマーケティング効果を引き起こすことができるたす。Eメールと違って、チャットボットがどんなに優れていても、それを共有することはできません。

言い換えれば、適切に行われた場合のEメールマーケティングは、共有可能性が高いだけでなく、単独でビジネスを売り込む可能性があるということです。一方、チャットボットはそういったことは何もできないということはすでにお分かりでしょう。

しかし、チャットボットは現在も進化している新しい技術です。Eメールマーケティング戦略と組み合わせることを検討してみませんか?

この2つのアプローチを適切に組み合わせることで、効率的で魅力的でコスト効率の高いマーケティングの仕組みを作ることができます。方法は次のとおりです。

ユーザーエンゲージメントの向上

ニュースレターを購読してもらうのは大変です。見込み客に価値のあるものを提供しなければなりません。このケースではチャットボットが役に立ち、プロセス全体を合理化することができます。よりパーソナライズされたインタラクションにより、各顧客に関する価値ある情報を提供し、顧客向けにカスタマイズされたオファーやコンテンツの作成を支援します。その結果、これまでにないほどユーザーのエンゲージメントが高まるでしょう。

リードジェネレーション・リードナーチャリングの改善

チャットボットを利用して、メールリストのリードとやり取りすることができます。チャットボットが獲得する各リードは、広範なEメールプロモーションを通じてさらに育成することができます。

リマインダーとしての役割

カート放棄は、よくある事象です。あなたもけいけんはないでしょうか?チャットボットを使用すると、この課題をうまく解決することができます。カートを放棄した顧客とやり取りし、購入を完了するよう促すことができます。顧客が購入することを忘れた場合、チャットボットは、チェックアウトプロセスを正常に完了するために用意されているEメールについて知らせることができます。

まとめ

Eメールは、あらゆるマーケティングチャネルの王者でしたし、今もそうであり、これからもそうです。チャットボットはそれを殺すことはできませんが、確実にそれを補完することができます。チャットボットは、ニュースレターの自動化から、よりパーソナライズされたコンテンツの促進に至るまで、Eメールマーケティング戦略を次のレベルへと進めるためのすべてを備えています。つまり、この2つのアプローチを組み合わせることで、互いの効果を大幅に高めることができます。新しいテクノロジーが古いテクノロジーを殺すとは限らないということです。チャットボットは広く利用されていますが、Eメールマーケティングは以前と変わらず効果的です。

他にもWebプッシュ通知とEメールマーケティングについての比較はこちらで紹介しています。

[clink url=”https://marketimes.jp/web-push-notification/”]

【参考】