ニールセンデジタル株式会社は、ニールセンデジタルコンテンツ視聴率のMonthlyTotalレポートをもとに、オンラインショッピングのサービス利用状況を発表した。
2020年4月のMonthlyTotalレポートによると、オンラインショッピングにおいて、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も利用者数が多かったのはAmazonで、5,253万人が月に平均44回利用し、GRPは1,836%となっていた。
次にTop3サービスのプラットフォーム別利用者数を見ると、どのサービスもモバイルのみで利用する人が最も多くなっていた。
ECサイト運営会社は、ユーザーの利用シーンの変化やデバイス利用状況の変化を把握したうえで、ユーザーエクスペリエンスを向上させていくことが重要。
最後に、オンラインショッピングにおける利用者数Top3サービスのターゲットGRPを性年代別に見ると、各サービスにおいて、男女とも35歳以上のTARPが高くなっていた。
オンラインショッピングサービスは、主に商品を購入する場所として捉えられるが、同時に新しい商品を認知したり、商品理解を高めたりする場所として捉えることもできる。
そのような視点から見ると、オンラインショッピングサイトも他のメディアと同様、広告出稿媒体としてリーチやフリークエンシー、GRPなどの指標によって評価することが可能。
利用者の性年代によって、よく利用するデバイスや、サービスも異なるため、ECサイト運営会社だけでなく、ブランド担当者もオンラインショッピングサービス上で広告出稿する際には、ターゲットの各サービスの使い方などを考慮に入れるべきとコメントしている。
【プレスリリース】