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CRITEO、「コマース メディア トレンド2023〜デジタル広告を変革する注目のトレンドとは?〜」を発表

 コマースメディアを展開するCriteoは、新たなデジタル広告のアプローチ”コマ―スメディア”における、2023年のトレンドをまとめたレポート「コマース メディア トレンド2023〜デジタル広告を変革する注目のトレンドとは?〜」を発表した。

 新型コロナウイルス感染症の感染状況も少しずつ収まりを見せ、飛行機を利用した旅行や、レストランの利用なども増えるなど、消費者の消費意欲が回復し始めるなかで、コマースメディアは”広告を通じて安全かつシンプルにビジネスの成長を支える”という、マーケターとメディアオーナー双方のニーズを満たす大きな可能性をもたらしている。

 デジタル広告のエコシステム全体の発展のヒントとなるトレンドについては、以下の通り。

注目すべきトレンド

1. オムニチャネル​:チャネルは気に留めていない​消費者

 購買行動においてオンラインとオフラインの境界が不明瞭となる中、小売業者とブランドは、デジタルとリアルが統合されたコマースの未来に向けて、より強力なパートナーシップの構築が求められている。

トレンドの推進要因

  • オンラインでリサーチしオフラインで購入する“ROPO”(Research Online, Purchase Offline)
    デジタル投資に対するリターンが評価できなくなることを防ぐため、実店舗での売上含めコンバージョンを総合的に捉えることが必須に
  • クロスチャネルのアトリビューション
    ショッピングジャーニーのラストマイルの管理と把握、詳細な測定、価格設定に関するインサイトに対するニーズが高まっている
  • フィジカルとデジタルの融合“フィジタル(Phygital)”
    実店舗を訪問する前にオンラインでリサーチすることはもはや一般的であり、消費者のリアルな生活に即したレコメンドを送信できるウェアラブル技術などが注目を集めている
商品を購入する前にプロモーション、割引コード、オファーをオンラインで検索すると回答した消費者の割合 85%*1
実店舗での購入者が、同じ小売業者のウェブサイトも訪問している割合の増加率 前年比+14%​*2
実店舗の買い物客が同じ小売業者のウェブサイトも訪問している場合の購入頻度は、サイト訪問していない買い物客の1.72倍*​ 1.72倍​*2

*1=全世界の買い物客を対象にしたCriteoのアンケート調査、2022年第4四半期~2023年第1​四半期、回答者数:2万4,561人​
*2=Criteoのデータ、米国、2023年、オンラインと実店舗での売上がある小売業者のデータ​​

2. オープンウェブで​オフサイト広告を​展開​

 小売業者は、ブランドや広告主がオープンウェブでオーディエンスにリーチできるようにすることで、収益拡大のチャンスを増大させる。

トレンドの推進要因

  • オンサイト在庫の限界
    ブランドや広告主がオープンウェブでオーディエンスにリーチできるようにすることで、収益拡大のチャンスを増大させる小売業者
  • アッパーファネルへのニーズ
    オフサイト広告なら、ロウワーファネルの指標を捕捉しながら、アッパーファネル向け戦略の実施が可能
  • 動画とCTV
    動画配信網やCTVネットワークが、ショッパブル動画広告やブランディング重視のCTVキャンペーンといったアッパーファネルの施策を展開するにつれ、リテールメディアの対象範囲が拡大

3. ジェネレーティブ(生成)​AI:新たなAIツールがショッピング体験の変革を後押し

 ChatGPTおよび新たなアルゴリズム戦略により、人間にきわめて近い能力が検索や広告などの幅広いデジタル・インタラクションに適用され始めている。

トレンドの推進要因

  • 創造的破壊
    ChatGPTの登場により、変革されつつある従来のコピーライティング、デザイン、コーディング、編集方法
  • 高度な顧客支援
    対話型AIを活用して、チャット、電話、ソーシャルメディアによるカスタマーサービスの質を向上

4. Z世代の解読:コマースを変えつつあるZ世代の新たな購買力

 戦術とプラットフォームをうまく組み合わせれば、世界で最も良心的な消費者の心をつかみ、売り上げを伸ばすことが可能になる。

Z世代が小売業者やブランドから購入する際に重視しているもの​

Z世代が小売業者やブランドから購入する際に重視しているもの​

*出展:買い物客を対象にしたCriteoのアンケート調査、​2022年第4四半期~2023年第1四半期、全世界、回答者数:2万4,561人​

5. 広告分野における​サステナビリィティ

 メディアバイヤーとメディアオーナーにとって地球環境に配慮した取り組みは最優先事項の一つとなる。

トレンドの推進要因

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