株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスのグループ会社でクラウド型ライブコマースサービス「TAGsAPI」を展開する株式会社Mofflyは、「ライブコマース・サービス・カオスマップ」の2023年版を公開した。
ライブコマースとは
ライブコマースとは、ECとライブ動画を組み合わせた新しい販売手法で、商品に対するユーザーの購買意欲を高めることができる。
前回発表した2021年と同様に、2023年も終了したサービスと新しくリリースされたサービスが多く、サービスの入れ替わりが激しい印象。
2021年と比べると、ライブコマース業界では、主に下記のような変化が見られた。
- ライブコマースを活用する小売企業が激増した。
- ソフトウエアやプラットフォームなどを提供するプレイヤーの中では、ECモール型(ライブコマース機能のあるオンラインショッピングモール)とSaaS型(小売店やメーカーが自社ECにライブコマース機能を追加するためのモジュールを提供するサービス)のライブコマース・サービス数が増加したが、特にECモール型での増加が顕著だった。
- ライブ制作や配信者事務所、広告代理店などライブコマースの実行・制作を支援するプレイヤーが登場した(2021年にはあまり数が多くなかった)。
上記の現状を鑑み、ライブコマースの導入を検討する企業が多様なサービスから目的に適ったサービスを見つけることができるよう、同社は「ライブコマース・サービス カオスマップ」の2023年版を作成・公開した。
2023年度版「ライブコマース・サービス・カオスマップ」の作成方針について
2023年版「ライブコマース・サービス・カオスマップ」では、ライブコマースサービスを、「ツール」と「制作・実行支援」の2つのカテゴリに分類している。
2021年度版にはライブコマースを利用する小売企業も掲載していたが、今回のカオスマップからは除外している。
その理由としては、2021年に比べてライブコマースを利用する小売企業が圧倒的に増え、一つのカオスマップに収めることができなかったためだ。
2023年版に関する考察
ライブコマース・サービスの提供事業者数、利用企業数共に大きく増加した。
特に、ECモールのライブコマース参入と「制作・実行支援」カテゴリのプレイヤーの増加が目立った。
「制作・実行支援」カテゴリのプレイヤーの増加は、販売者・消費者がライブコマースの配信品質を重視するようになったことを反映していると考えられる。
コロナ禍を経て、ライブコマースは着実にプレイヤーが普及している。
2023年はライブコマース市場がより成熟していくことが予想される。
ライブコマースツール「TAGsAPI」とは
「TAGsAPI」は、自社ECサイトにて、ライブ配信を通じて商品の接客・販売ができるクラウド型ライブコマース・サービス。
実店舗での接客体験をオンラインで実現し、「いつでも」「どこでも」「だれでも」ショッピングが楽しめる仕組みを作ることをミッションに製品開発を行なっている。
1.ライブコマースの導入は簡単・便利
数分の作業で、簡単に企業ECにライブコマース機能を追加することが可能。
大規模配信やHD配信にも対応している。
2.ライブコマースはどんなECでも導入可能
「TAGsAPI」のライブコマースはどんなECでも導入可能で、サーバーを準備することが難しい企業でも、最小限の作業で簡単に導入できる。
貴社ECのデザインに合わせて「TAGsAPI」をカスタマイズすることもできる。
3.ライブコマースの実施をサポート
専任のコンサルタントが貴社のライブコマース実施を徹底サポートする。
導入設計から撮影サポートまで安心。また、配信レポートを活用すれば効果や改善点も一目瞭然となる。
ライブコマースツール「TAGsAPI」サービスページはこちら
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