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全日本広告連盟、第11回「全広連日本宣伝賞」受賞者を決定 サントリーホールディングス新浪剛史氏ら4名

 (公社)全日本広告連盟は、令和4年12月21日、第11回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開き、「松下賞」を新浪剛史氏(サントリーホールディングス㈱代表取締役社長)、「正力賞」を大﨑 洋氏(吉本興業ホールディングス㈱代表取締役会長)、「吉田賞」を滝 久雄氏(㈱エヌケービー/㈱ぐるなび取締役会長・創業者)、「山名賞」を小池一子氏(クリエイティブディレクター)にそれぞれ贈賞することを決定した。

 各賞は、5月17日開催の「全広連創立70周年記念第71回全日本広告連盟金沢大会」(金沢市「石川県立音楽堂コンサートホール」)式典内で贈賞を行う。

 各賞の受賞者と贈賞理由は下記のとおり。

第11回「全広連日本宣伝賞」各賞受賞者と贈賞理由

■松下賞 
新浪剛史(にいなみ たけし)氏
サントリーホールディングス㈱ 代表取締役社長

新浪剛史氏 サントリーホールディングス㈱ 代表取締役社長

 ㈱三菱商事を経て、2002年㈱よりローソン代表取締役社長兼CEOとして、卓越した経営手腕で業績改善に成功。

 2014年よりサントリーホールディングス㈱代表取締役社長。海外戦略を推し進め事業拡大するとともに、広告コミュニケーションを積極的に活用して、プレミアム商品、ハイボールなど新しい市場を成長させて、広告業界の活性化に大きく寄与。

 広告の社会的価値に重きを置きながら質の高い広告コミュニケーションを継続し、コロナ禍の飲食店を応援する企業広告「人生には、飲食店がいる。」は、広告電通賞、朝日広告賞、TCC賞など数多くの広告賞を受賞。

 広告界全体の発展に多大な貢献している。

■正力賞
大﨑 洋(おおさき ひろし)氏
吉本興業ホールディングス㈱ 代表取締役会長

大﨑洋氏 吉本興業ホールディングス㈱ 代表取締役会長 

 2009年吉本興業ホールディングス㈱代表取締役社長を経て、2019年より現職。2022年創業110周年を迎えた同社で、長年にわたり、多様化するメディア環境に柔軟に対応しながら様々なプロジェクトを成功させ、エンターテインメント業界を支えてきた。

 タレントマネジメントのほか、スポーツエージェント、テレビ番組制作、デジタルコンテンツ制作、沖縄国際映画祭・京都国際映画祭を開催し、47都道府県で地域映画やJIMOTCMを制作。

 多彩なジャンルのコンテンツビジネスを手掛け、業界の発展に大きく寄与。2021年「地方創生」をコンセプトに「BSよしもと」を開局し、日本全国・アジアで活動する「住みます芸人」が地 域の魅力を発信するなど、地域活性化にも積極的に取り組んでいる。

■吉田賞
滝 久雄(たき ひさお)氏
㈱エヌケービー/㈱ぐるなび 取締役会長・創業者

滝久雄 ㈱エヌケービー/㈱ぐるなび 取締役会長・創業者

 1985年㈱エヌケービー代表取締役社長、2011年より現職。1999年㈱ぐるなび代表取締役会長兼社長、2019年より現職。

 長年、交通広告の発展に携わり、社の収益を文化芸術や若者の教育に還元するなど社会貢献にも積極的に取り組む。

 また、(公財)日本交通文化協会理事長として、日本を代表する画家の作品をステンドグラスや陶板レリーフとして駅、空港、学校などの公共空間に設置するパブリックアートの普及につとめている。

 1996年「ぐるなび」事業を開始し、飲食店検索サービスの先駆者として業界を牽引。

 利用者の利便性を高めると共に飲食業界の活性化に寄与。

 2020年文化功労者顕彰。食文化を維持・発展させるビジネス モデルを構築、広告をはじめ広く文化発展に貢献した功績は大きい。

■山名賞
小池 一子(こいけ かずこ)氏
クリエイティブディレクター

小池 一子氏 クリエイティブディレクター

 1960年代以降、日本のクリエイティブ領域の黎明期をコピーライター、編集者、クリエイティブディレクターとして広告界の向上・発展に貢献。1980年「無印良品」の創設に携わり、「わけあって、安い」のコピーで、生活の原点を見直すことを消費者に問い掛けた。

 1983年「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術家を国内外に紹介。2012年「田中一光とデザインの前後左右」他、多数の展覧会の企画・ディレクションを手掛ける。

 2022年「オルタナティブ!小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動」など、時代とともに在り続ける様々な活動は日本のクリエイティブの歴史であり、功績は贈賞に値する。

「全広連日本宣伝賞」について

 公益社団法人全日本広告連盟(全広連)は、日本宣伝クラブが昭和30年代から行ってきた、「日本宣伝賞」の顕彰事業を平成25年度より継承。

 必要な再編成を行い、全広連の公益目的事業の一つとして育成、発展を行おうとするもので、広告主(「松下賞」)、媒体社その他のメディア関係会社及びイベントその他のコンテンツのプロデューサー(「正力賞」)、広告関連会社(「吉田賞」)、クリエーター(「山名賞」)それぞれの立場から、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与したもの(個人)を、年1回顕彰する。

 また、「特別賞」として、広告の社会的使命の促進に特別に功労があった、と認められた場合は、上記4賞に加えて個人又は団体を顕彰している。

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