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HP制作発注の平均予算は112万円 依頼数は企業の「コーポレートサイト」が最多【ワンズマインド調査】

 株式会社ワンズマインドは2022年1月1日~2022年11月11日の期間を対象に、自社で運営する比較ビズ(https://www.biz.ne.jp)で発生した「ホームページ制作」案件の発注内容の分析を行った。

 対象の案件数は1,135件となり、発注者が選択した設問項目を元に、調査・分析している。

 発注者の属性と発注予算

ホームページ制作発注者の属性と発注予算の調査結果

 法人企業が78%と大半を占め、平均予算は112万円となった。

 案件数でいえば、50万円以下の案件と、50万円以上の案件とで、ちょうど半々程度の件数となる。

 100万を超えるような案件は、決済機能、会員登録機能などの開発が伴うケースや、単純にページ数が50Pを超えるようなケース、企業サイト+採用サイトを合わせて依頼するケースなどで、予算が100万を超えている印象だ。

ホームページ制作の種類の内訳

ホームページ制作の発注における種類の調査結果

 「コーポレートサイト」が35%と一番多く、次点で「サービスサイト」が19%となった。

 「起業してホームページが必要となった=コーポレートサイト制作の依頼」「新規事業でアピールするためのサイトが欲しい=サービスサイト制作の依頼」といったような案件となる。

 「ポータルサイト」が14%と意外に高い印象だったが、案件内容を見ていると、「マッチングサイトなどのWebサービスを制作して欲しい」といったニーズが多くあった。

 特筆すべき点として「オウンドメディア」の制作依頼が5%もあることだ。

 昨今のコロナの影響や補助金などで、Web集客に力を入れたい企業からの問い合わせが増えている印象がみられる。

 ホームページ種類ごとの平均予算

ホームページ制作の発注におけるホームページ種類ごとの平均予算

 「コーポレートサイト」が平均97万円、「サービスサイト」が平均140万円、「ポータルサイト」が平均244万円となった。

 「店舗サイト」は平均62万円と少ない印象で、業界としては「飲食」「美容」系が多い状態だ。

 小規模事業者であることが多いためか、予算が少ない結果となった。

 「リクルートサイト」は平均306万円と高額で、主に新卒採用向けのサイト制作の内容となる。

 企画や写真撮影、インタビュー依頼なども含むケースが多いためか、比例して予算が高くなっている印象だ。

ホームページに欲しい機能

 ホームページに欲しい機能の調査結果

 上の画像は、複数選択可能な項目の結果となっている。

 67%の発注者が「お問合せフォーム」を必要としており、「ページ管理機能(CMS機能)」は37%の結果となった。

 当然、ページ管理機能の意味合いを把握されていないケースもあるが、想定より低い印象だ。

 反対に「ポータルサイト」の制作依頼が多いためか「検索機能」や「予約機能」、「決済機能」などを必要とする発注者が多く、システム側での開発が必要な案件数が一定数存在することがわかる。

ホームページ制作のオプション業務

ホームページ制作におけるオプション業務の調査結果

 昨今スタンダードになっているが、「スマホ対応」希望が78%と多く、反対に「運用保守」や「広告運用」などの運用を希望する発注者が少ないことがわかる。

 「SEO対策」が35%と多く、「名刺代わりで良いのでホームページを作りたい」というニーズは一定数あるものの、やはり主目的が「集客」である案件が多い印象だ。

 「SNS連携」が34%と多いが、内容としてはほとんどがSNSアイコンの設置のみで、ウィジェットの埋め込みを希望するような案件は少数だった。

 デザインデータの有無

ホームページ制作におけるデザインデータの有無の調査結果

 デザインデータを持っている発注者が全体の34%となり、PhotshopやExcelなど(データ形式)で制作したデザイン案を持っている方が22%となった。

比較ビズ URL:https://www.biz.ne.jp

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