Suneightは、中小企業(従業員数300名以下)の経営者189人に対して行った、中小企業の動画マーケティングに関する実態調査結果を公表した。
調査サマリー
調査概要
調査概要:中小企業の動画マーケティングに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月13日〜同年10月17日
有効回答:中小企業(従業員数300名以下)の経営者189人
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
約9割の経営者が、情報収集の手段として「動画」は重要と回答
「Q1.あなたは、情報収集の手段として「動画」は重要だと思いますか。」(n=189)という質問では、「非常にそう思う」が41.3%、「ややそう思う」が45.0%という回答となった。
Q1.あなたは、情報収集の手段として「動画」は重要だと思いますか。
- 非常にそう思う:41.3%
- ややそう思う:45.0%
- あまりそう思わない:7.4%
- 全くそう思わない:3.7%
- わからない/答えられない:2.6%
情報収集の手段として「動画」が重要だと思う理由、「情報が理解しやすいから」が66.9%で最多
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.情報収集の手段として「動画」が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=163)と質問したところ、「情報が理解しやすいから」が66.9%、「Google検索にも動画が表示されることが増えていると思うから」が39.9%、「動画での情報収集が一番効率的だから」が38.7%という結果となった。
Q2.情報収集の手段として「動画」が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)
- 情報が理解しやすいから:66.9%
- Google検索にも動画が表示されることが増えていると思うから:39.9%
- 動画での情報収集が一番効率的だから:38.7%
- 企業のコミュニケーションの一部としても活用機会が増えているから:25.8%
- 関連のコンテンツが見つかりやすいから:14.7%
- その他:1.8%
- わからない/答えられない:2.5%
情報収集の手段として「動画」が重要だと思う理由、「複数人で視覚、聴覚でいっぺんに情報収集が可能」や「聞きそびれてた内容が繰り返し確認可能」などの声
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に向け、「Q3.Q2で回答した以外に、情報収集の手段として「動画」が重要だと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=159)と質問したところ、「複数人で視覚、聴覚でいっぺんに情報収集できる」や「聞きそびれた内容が繰り返し確認可能」など114の回答が得られた。
<自由回答・一部抜粋>
- 23歳:複数人で視覚、聴覚でいっぺんに情報収集できる。
- 36歳:聞きそびれた内容が繰り返し確認可能。
- 48歳:動画があることで、さらに伝わりやすい。見て学べる。
- 46歳:動画のほうが直感的に理解しやすい情報が多い。
- 26歳:時間を有効活用できる。
- 24歳:動画があった方が情報が多い企業に見られるし、効率がいい。
- 35歳:視覚と聴覚で情報を捉えられるから。
約7割が、自身の情報収集の手段として「動画」を活用
「Q4.あなたは、自身の情報収集の手段として「動画」を活用していますか。」(n=189)という設問では、「非常に活用している」が30.7%、「活用している」が43.9%という回答となった。
Q4.あなたは、自身の情報収集の手段として「動画」を活用していますか。
- 非常に活用している:30.7%
- 活用している:43.9%
- あまり活用していない:15.9%
- 全く活用していない:9.5%
情報収集に活用しているプラットフォーム、「YouTube(ユーチューブ)」が87.2%で最多
Q4で「非常に活用している」「活用している」と回答した方に向けた、「Q5.あなたが情報取集に活用しているプラットフォームを教えてください。(複数回答)」(n=141)という設問では、「YouTube(ユーチューブ)」が87.2%、「TikTok(ティックトック)」が24.1%、「ニコニコ動画」が14.9%という回答となった。
Q5.あなたが情報取集に活用しているプラットフォームを教えてください。(複数回答)
- YouTube(ユーチューブ):87.2%
- TikTok(ティックトック):24.1%
- ニコニコ動画:14.9%
- BuzzVideo(バズビデオ):12.8%
- Dailymotion(デイリーモーション):7.8%
- FC2動画(エフシーツー動画):7.1%
- pandora.tv(パンドラTV):5.0%
- bilibili(ビリビリ動画):3.5%
- その他:4.3%
- わからない/答えられない:0.0%
情報収集で視聴する動画コンテンツ、「商品・サービス動画説明」や「商品紹介」が半数以上
Q4で「非常に活用している」「活用している」と回答した方へ、「Q6.あなたが情報取集で視聴する動画コンテンツを教えてください。(複数回答)」(n=141)と質問したところ、最も多い回答は「商品・サービス説明動画」で59.6%、続いて「商品紹介」が52.5%、「セミナー動画」が37.6%となった。
Q6.あなたが情報取集で視聴する動画コンテンツを教えてください。(複数回答)
- 商品・サービス説明動画:59.6%
- 商品紹介:52.5%
- セミナー動画:37.6%
- プロモーションビデオ:28.4%
- 対談動画:24.1%
- お客様の声:17.7%
- サービス紹介セミナーのオープニング/エンディング用動画:7.1%
- その他:5.0%
85.2%の経営者が、自社の営業・マーケティング活動においても「動画の活用は重要」と回答
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.自社の営業・マーケティング活動においても動画の活用は重要だと思いますか。」(n=163)と質問したところ、「非常にそう思う」という回答が33.1%、「ややそう思う」が52.1%を占めた。
Q7.自社の営業・マーケティング活動においても動画の活用は重要だと思いますか。
- 非常にそう思う:33.1%
- ややそう思う:52.1%
- あまりそう思わない:8.6%
- 全くそう思わない:6.1%
97.8%の経営者が、今後も動画を活用したマーケティングに取り組みたいと意欲
Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q8.今後(今後も)、動画を活用したマーケティングに取り組みたいと思いますか。」(n=139)と質問したところ、「積極的に取り組みたい」が45.3%、「やや取り組みたい」が52.5%という回答となった。
Q8.今後(今後も)、動画を活用したマーケティングに取り組みたいと思いますか。
- 積極的に取り組みたい:45.3%
- やや取り組みたい:52.5%
- 取り組みたいと思わない:2.2%
動画を活用したマーケティングに取り組みたい理由、「より多くのユーザーにリーチ可能」や「見たい部分だけでもみれる」などの声
Q8で「積極的に取り組みたい」「やや取り組みたい」と回答した方に、「Q9.動画を活用したマーケティングに取り組みたいと思う理由を教えてください。(自由回答)」(n=136)と質問したところ、「より多くのユーザーにリーチできる」や「見たい部分だけでも見れる」など99の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・31歳:より多くのユーザーにリーチできるから。
・47歳:見たい部分だけでも見れるから。
・48歳:時代に合っている、ユーザーが多いため効果的だから。
・49歳:クロージングが簡単。
・49歳:相手に伝わりやすいと考えるから。
・40歳:より、わかりやすくお客様に情報提供できる。
・43歳:売り上げアップに繋がるから。
まとめ
今回は、中小企業(従業員数300名以下)の経営者189人を対象に、中小企業の動画マーケティングに関する実態調査を実施した。
ほとんどの中小企業経営者が情報収集の手段として、情報が理解しやすいなどの理由より、「動画」の活用を重要視していると回答した。また、「YouTube」を活用して、自身の情報収集を実施している経営者は多く、主に「商品・サービス説明動画」や「商品紹介」といった動画コンテンツを視聴していることも明らかになった。動画の重要性が高まっていることから、今後、さらに動画活用した営業・マーケティングに取り組んでいく企業がますます増えていく可能性がある。
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