マイクロアドの提供するマーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」は、国内大手テレビメーカーが、利用者から同意を得た上で取得するコネクテッドテレビ（※）の視聴データと連携し、ターゲティング広告配信サービス「UNIVERSE TV-Audience Targeting」を開始した。これにより、ユーザーのテレビ視聴態度に合わせた、デジタル広告配信が可能となる。
※コネクテッドテレビ（以下、CTV）：インターネット回線に接続されたテレビ端末
UNIVERSEは、2016年のサービス開始からこれまで、自社保有のオーディエンスデータに加え、約210のパートナー企業やメディアから多種多様なデータ提供を受けた。連携する各種データを、独自開発のデータ収集基盤によって統合的に集積・分析し、さまざまな業界業種に特化したデータプロダクトを提供している。
「UNIVERSE TV-Audience Targeting」は、ユーザー同意に基づいたCTV視聴データを活用することで、特定のテレビ番組やCMを視聴したユーザーに対し、インターネットメディア上で広告配信を行うことが可能になる。これにより、テレビCMとの相乗効果が見込める。
また、テレビの視聴時間が短い傾向にある若年層や、自社のテレビCMを未視聴のユーザーに対し、インターネット上でのアプローチが可能となる。
そのほか、特定の番組視聴者層を捉えた、広告配信のパッケージサービスも提供していく。「ママパッケージ」は、乳幼児向け教育番組の視聴者層である、未就学児のお子様をもつ親に対し、需要が高まる商品やサービスを訴求することができる。
「ビジネスパッケージ」は、経済・ビジネス番組の視聴者層である、ビジネスマンや企業の決済者層に対し、BtoB向けの商材などを訴求することが可能となっている。
「UNIVERSE TV-Audience Targeting」を利用することで、広告主はユーザーのテレビ視聴態度に合わせた、ターゲティング広告配信が可能になる。広告配信後の効果計測として、広告に反応をしたユーザーの興味関心傾向などを可視化・分析したレポートも提供される。広告配信から分析レポートの提供まで一連の流れを管理することで、より効果的なプロモーション活動に貢献する。
「UNIVERSE TV-Audience Targeting」の特徴
1.CTV視聴データを活用したターゲティング広告配信
「UNIVERSE」と、国内大手テレビメーカーが利用者から同意を得た上で取得・保有するCTVの視聴データが連携することで、テレビ視聴態度に合わせた広告配信が可能になる。
2. 多様な広告配信のセグメント設定
特定のテレビ番組・CMの視聴ユーザー、曜日、視聴時間帯のほか、月間のテレビ視聴が90時間を超えるハイテレ層や、38時間未満のローテレ層など、視聴時間ごとにセグメント設定ができる。
3.広告配信後の分析レポートの提供
広告配信後の効果計測として、広告に反応をしたユーザーの興味関心傾向などを可視化・分析し、レポーティングまで行う。
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