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事業会社IT求人数は前四半期比124%、人材獲得激化で「要件緩和」がトレンド【GEEKLY調査】

業種別求人数推移グラフ

 GEEKLYは、IT転職市場の動向調査レポートを公表した。対象となったのは自社で展開する求人サービス「GEEKLY」の利用企業と転職希望者で、調査期間は2022年7月~9月の3か月間。調査によると、事業会社ではDX人材の積極採用に伴い求人数が増加する一方で、DX化に伴う即戦力人材の獲得競争が激化がみられるという。

業種別求人数推移グラフ

 非IT系の事業会社の2022年9月の求人数は、2022年6月と比較して124%増加。昨今のDX推進を背景に、これまでIT関連ポジションを積極的に採用していなかった企業からの依頼が増えているという。業種別ではメーカー・金融・通信の3業種で特に増えており、背景として社内のITシステムの移行やビッグデータを利用した製品開発、金融・通信業界におけるFintech領域の強化を背景として挙げている。

各業界の求人数とIT人材の新規登録者数の推移

 求人数は増加する一方でIT人材の新規登録者数は横ばいであることから、「年齢緩和」を通じた採用に切り替えて採用を進める企業も多いという。GEEKLYは「年齢上限を35歳から54歳まで緩和した結果、求職者様への推薦数が約3倍に増えている企業もある」としたうえで「事業会社以外でも要件緩和がトレンドとなっているため、年齢緩和等を通じた採用活動は必須となっています」とコメントしている。

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