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マーケティング活動で約6割の企業がLINE公式アカウントを利用 約9割が運用に課題【コンシェルジュ調査】

 企業のLINE公式アカウントの運用効果を最大化するマーケティングツール「KUZEN-LINK」を提供する株式会社コンシェルジュ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:太田匠吾)は、企業のマーケティング担当者118名を対象に、LINE公式アカウント活用の実態調査を実施した。

主な調査結果

1.マーケティング活動で最も多く利用しているSNSはLINE

 マーケティング活動で利用しているSNSは、「LINE」(64.4%)が最も多く、6割以上が企業LINE公式アカウントを活用している。

2.LINE公式アカウントの運用目的は潜在顧客への認知拡大、既存顧客とのコミュニケーション

 マーケティング活動でLINEを活用している理由は「潜在顧客に対する製品・サービスの認知拡大、購買意欲の促進」(66.7%)が最も多く、次いで「既存顧客とのコミュニケーション・継続利用の促進」(64.0%)と続いた。

3.LINE公式アカウントの運用をしている企業の約9割が運用に課題あり

 約9割(88.0%)がLINE公式アカウントの運用に課題があると回答し、「友だち追加数の伸び悩み」(53.0%)、「開封率の低さ」(40.9%)をLINE公式アカウント運用の課題として挙げている。

調査結果詳細

1.一般的なマーケティング活動で最も注力していることは潜在顧客への認知拡大

マーケティング担当者がマーケティング活動で注力していることの調査結果

 マーケティング活動で最も注力していることは、「潜在顧客に対する製品・サービスの認知拡大、購買意欲の促進」(33.9%)が最も高く、「新規顧客の獲得・販売促進」(30.5%)、「既存顧客とのコミュニケーション・継続利用の促進」(22.0%)、「企業・商品・サービスのブランディング」(9.3%)、「既存顧客へのアフターサポート」(3.4%)の順となった。

2.マーケティング活動の主なターゲット層は「潜在顧客」

マーケティング担当者がマーケティング活動におけるターゲット層の調査結果

 マーケティング活動の主なターゲット層について質問したところ、「潜在顧客」(44.9%)が最も多く、「既存顧客」(19.5%)、「準顕在顧客」(16.1%)、「顕在顧客」(14.4%)、「優良顧客」(5.1%)の順となった。

 一般的なマーケティング活動で注力していることは「潜在顧客への認知獲得」、主なターゲット層も「潜在顧客」であり、潜在顧客に対するマーケティング活動に最も注力していることが明らかになった。

3.マーケティング活動で一番多く利用しているSNSはLINE

マーケティング担当者がマーケティング活動に活用しているSNSの調査結果

 マーケティング活動で利用しているSNSは、「LINE」(64.4%)が最も多く、「Instagram」(59.3%)、「Twitter」(57.6%)、「Facebook」(45.8%)、「Youtube」(39.0%)、「TikTok」(12.7%)と続いた。

 この結果より、個人で最も多く利用されているSNSであるLINEが、企業のマーケティング活動においても最も多く利用されていることがわかる。(LINEは、国民全世代の9割が利用する最も利用率の高いSNSだ。※1)

 一方で、YoutubeはLINEに続いて個人の利用率が高いSNSだが、LINEと異なり、マーケティング活動での利用率は低いことが分かる。

※1総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」:https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf

4.約6割がマーケティング活動でLINE公式アカウントを活用

マーケティング担当者がマーケティング活動でLINEを活用しているかの調査結果

 マーケティング活動でLINE(企業LINE公式アカウント)を活用しているかの質問に対しては、63.6%が「活用している」、36.4%が「活用していない」と答えた。

マーケティング担当者がマーケティング活動でLINEを運用している理由の調査結果

 マーケティング活動でLINEを運用している理由は「潜在顧客に対する製品・サービスの認知拡大、購買意欲の促進」(66.7%)が最も多く、次いで「既存顧客とのコミュニケーション・継続利用の促進」(64.0%)、「新規顧客の獲得・販売促進」(54.7%)、「既存顧客へのアフターサポート」(33.3%)、「企業・商品・サービスのブランディング」(24.0%)という結果となった。

 「マーケティング活動でLINEを利用する理由」と「注力するマーケティング活動」のどちらも「潜在顧客に対する製品・サービスの認知拡大、購買意欲の促進」が最も多い回答だった。

 一方、既存顧客とのコミュニケーションやアフターサポートを目的としてLINEを利用している層が一定割合いることにも着目する必要がある。

5.配信対象をセグメントし、1週間に1回メッセージを配信

マーケティング担当者のマーケティング活動でのLINEの更新頻度の調査結果

 LINE(企業公式アカウント)での配信頻度を質問したところ、「1週間に1回」が45.4%と最も多く、「毎日」21.3%、「2週間に1回」18.7%、「1か月に1回」9.3%の回答が得られた。

マーケティング担当者がマーケティング活動でのLINE配信の際に力を入れていることの調査結果

 LINE(企業公式アカウント)での配信の際、最も力を入れていることは「配信対象のセグメント」が34.7%と最も高く、「メッセージ文面」29.3%、「メッセージのデザイン」25.3%、「配信時間」6.7%の順となった。

 このことから、LINEをマーケティング活動で利用している企業は配信する顧客をセグメントした上で、1週間に1回程度の配信頻度が顧客接点を持つために最適なタイミングであると捉えていることが分かる。

 また、友だち登録者に配信するメッセージに興味を持ってもらうため、メッセージ文面、デザインも重視していると考えられる。

6.約9割がLINE公式アカウント運用に課題あり。LINE運用における最も大きい課題は、友だち追加数が伸びないこと

マーケティング担当者がマーケティング活動でのLINE運用に課題があるかの調査結果

 LINE(企業公式アカウント)運用に課題を持っていますかと質問したところ、88.0%が「持っている」、12.0%が「持っていない」と回答した。

マーケティング担当者がマーケティング活動でのLINE運用の課題についての調査結果

 LINE公式アカウント運用の課題を聞いたところ、「友だち追加数に伸び悩んでいる」(53.0%)が最も多く、次いで「開封率が低い」(40.9%)、「商品購入までのコンバージョン率が低い」(33.3%)、「ブロック率が高い」(31.8%)、「配信コンテンツ内容を考えることが難しい」(28.8%)、「LINE運用に詳しい担当者がいない」(16.7%)という結果となった。

まとめ

LINEはマーケティング活用に最も有効な存在

 企業がSNS活用によりファンを獲得し、売上向上に繋げる活動が注目される中で、LINEはマーケティング活動に最も多く利用されるSNSであることが分かった。

 全ての世代で他のSNSより利用率が高く、幅広い顧客層にリーチできるLINEはマーケティング担当者にとって魅力的な存在だ。

LINE公式アカウントを運用する企業は多い一方、課題も多い

 マーケティング活動にLINEを活用する企業が多い反面、約9割の企業が友だちの追加数、開封率に課題を持っている。

 特にLINEは他のSNSと異なり「友だち」登録をしないとメッセージの配信ができないため、「友だち追加数に伸び悩んでいる」点が最も大きな課題となっている。

 友だち登録を促すため、クーポン配信で登録へ誘導することも一つの方法だ。

 webサイトや店舗など、顧客との接点で友だち登録のメリットを紹介し、LINE公式アカウントを案内することも有効な施策であると考えられる。

調査概要

  • 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
  • 調査機関:自社調査
  • 調査対象:企業のマーケティング担当者
  • 調査期限:2022年9月11日~2022年9月18日
  • 有効サンプル数:118 サンプル

「KUZEN-LINK」サービス概要

サービス概要

 LINE公式アカウントの運用効果を最大化できるマーケティングツール

機能・特徴

  1. 顧客一人ひとりの嗜好やタイプに合わせたセグメントの設定
  2. 顧客データベース/CRM連携で既存顧客の管理
  3. 専属のカスタマーサクセスチームによるLINEアカウント運用サポート

URL:https://www.kuzen.io/link.html

サービス申込の問い合わせ先:info@conciergeu.com

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