Voicyは、第三者割当増資による総額27.3億円の資金調達を実施したと発表した。海外・国内の投資家や、Voicyのパーソナリティユーザーといった個人投資家が新規引受先となる。調達した資金は、同社が展開する音声プラットフォーム「Voicy」のパーソナリティが安心して発信できる環境の整備に充てるという。
「Voicy」は約150万人の会員を抱える音声プラットフォームで、応募通過率5％前後の審査を通過したパーソナリティによる配信に加え、テレビや新聞、Webなど72のメディアが音声発信を行っている。同社によると、企業スポンサーやプレミアムリスナー機能などを通じて1ヶ月の収益が900万円を超えるパーソナリティも生まれており、流通総額は前年比約4倍となっている。
今後については配信環境整備の一環として、パーソナリティが提案するプレイリストなどをはじめとする放送の検索性・発見性を高める機能や、パーソナリティの収益・コミュニティ形成を支援する機能といったプロダクトの開発・拡充を実行する。また、それらに必要な採用・組織開発の強化も推し進めていく。
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