SEOを始めとしたインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは、自身にて管理するGoogleSearchConsoleに紐づく76サイト、68,762件のクエリを対象にしたCTRについての調査を独自に行った。
その結果、1位から10位のCTRを平均するとPCサイトが1.61%ほど高く、21位以下ではモバイルサイトがPCサイトに比較して平均6〜9%ほど高いことがわかった。
また、モバイルサイトをメインに考えているビジネスの場合、11位以下のロングテール流入を期待できる状況にあり、同順位におけるCTRが平均数値よりも低い場合は改善余地の可能性があることも判明した。
GoogleSearchConsoleAPIを使用して抽出した調査の詳細数値は以下の通り。
11位以下でこのような差が出る原因の追加調査として行われた、観測順位が11~20位にあり、かつデスクトップとモバイルで共通してCTRが計測されているクエリの平均値の比較では、モバイルの方がCTR平均はデスクトップに比較して低い結果となった。
2つ目の追加調査では、モバイルのみに観測されるクエリ数が多いこと、そしてCTR100%といった平均値に影響するようなロングテールクエリの割合もモバイルの方が高くなっていることがわかった。
調査概要は以下の通り。
- 調査対象:76サイト、68,762クエリ
- 調査対象期間:2022年6月24日時点、過去14日分データを対象
- 調査ツール:Google Search Console
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