株式会社博報堂の社内プロジェクトで働く女性(キャリジョ)を研究する「博報堂キャリジョ研」では、これまでも研究をしてきた20~40代の「キャリママ」を含む共働き子ありファミリーである男女に対して、将来・未来に対する意識調査を実施した。
調査の結果、将来・未来について不安や不満を抱える人は8割超であることがわかった。
また、不安を抱えながらも未来に対して考え、行動をし始めている「未来行動ファミリー」は26.2%存在し、「時代に合わせて自分も成長や学習が必要」という価値観で、サステナブルな家事に関心を持っていることが判明した。
考え・価値観に関しては、共働きファミリー全体と比較して未来行動ファミリーは「時代に合わせて自分も成長や学習が必要だと思う」という意識が高く、未来に向けてポジティブな意識を持っていることがわかった。
関心があることについては、共働きファミリー全体は「資産形成」「家事・育児分担」「学校教育以外の子どもの教育」「子どもの体験を広げる塾・習い事」と続いた。
一方で、未来行動ファミリーは、それらの項目に加え、「サステナブルな商品や方法の家事」への関心が高かった。
共働き家族の未来・将来に対する意識調査の調査概要は以下の通り。
- 調査地域 :全国
- 調査対象者: 20~40代の既婚子あり共働きファミリー 5,794名(男性1,951名、女性3,843名)
※総合・一般職・派遣・フリーランスなどは問わず。パート・アルバイトは除く - 調査手法 :インターネット調査
- 調査期間 :2022年2月
- 調査委託先:H.M マーケティングリサーチ
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