ヤフー株式会社は、広告サービス品質向上のための審査実績をまとめた2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の「広告サービス品質に関する透明性レポート」を公開した。
2021年度は、Yahoo! JAPANが定めた基準に抵触する約1億3千万件の広告素材が非承認となった。
同レポートは、ユーザーや広告主、広告会社、広告配信パートナーに、Yahoo! JAPANの広告サービスを安心して利用いただくことを目的に2019年から公開しており、今回で5回目となる。
Yahoo! JAPANの広告審査では、広告単位の対応だけでなく、違反表現を繰り返したり大量の非承認広告の入稿を行ったりする広告アカウント自体を停止している。
その結果、2021年度下半期は5,324件のアカウントを非承認とした。
Yahoo! JAPANでは、定期的に広告掲載基準の見直しを行っており、加えて広告主の広告掲載基準への理解を促進するための啓発活動なども行っているため、広告主による基準への理解と表現の修正につながっている。
2021年度は、非承認となる広告素材を入稿する広告主が減少するとともに、広告の非承認数は昨年度比で4,200万件以上減少した。
また、2021年度は「最上級表示、No.1表示」「薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品」の掲載基準での非承認割合が昨年よりも増加している。
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