年収800万円以上のマーケター111名を対象とした調査結果を公表した。調査によると、対象者の49.6%が現在の勤め先からの退職を検討しており、退職後のキャリアとして「個人での独立」・「起業」という回答は全体の21.6%に及んだ。
独立や起業を考えている理由としては「スキルに自信がある」が50.0%と最多。「リモート下でこれ以上得られるものが少ない」や「理想のキャリアを追求」といった理由も4割を超えており、個人のスキルを発揮できる業務委託という形態で自身のキャリア形成を図りたいと考えるマーケターも多いということが分かった。
「現在の役職」については課長相当が36.9%、部長相当が23.4%を占めており、複数回答が可能な「具体的な業務内容」は企画立案が51.4%、マーケティング戦略の立案が50.5%とそれぞれ過半数を占めている。
調査結果を受けて、Piece to Peace社は「業務委託で専門家を起用する企業は増えており、マーケティングの専門家を求める声も増えている今、「独立・起業」を検討するマーケターにとっては好機と言える」とコメントしている。
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