オプトは、ECデータ統合プラットフォーム「Oxcim(オキシム) β版」の提供を開始した。インターネット経由でクラウドサーバーにあるソフトウェアをユーザーが利用できる「Saas」と呼ばれる利用形態で、利用料金は無料。同社によると、広告業界で初めてSaaSを導入したサービスとなる。年内導入社数200社を目指し、第1弾としてAmazon対応機能をリリースする。
Oxcimは「マーケットビュー」と「KPIビュー」の2機能を搭載。マーケットビューは独自の機械学習技術により算出した推計データをもとに、各モールにおける商品カテゴリや競合商品ごとの売上規模、他事業者による自社製品の売上を可視化する。KPIビューは指名検索数やレビュー数といったサブKPIの分析や、会社で出品している全商品の合計売上推移や、商品ごとの売上推移の表示を行う。
同社によると2022年中に楽天市場、Yahoo!ショッピング、PayPayモールへの対応も完了する予定で、複数のECモールを総合的に判断することが可能となる。対応後はクロスチャネルで費用対効果を検証・分析することができるので、売上の要因や売上拡大に向けた課題を発見し効果的なマーケティング施策につなげられる。
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