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越境EC導入企業の8割以上が「今後も継続したい」と回答 理由は「販路拡大」のため【BEENOS調査】

 BEENOS株式会社の連結子会社のBeeCruise株式会社は、同じく連結子会社であるtenso株式会社が運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を導入している日本の企業に、「越境EC活用」に関するアンケートを実施した。

 調査の結果、今後も「越境ECを継続したい」と84%が回答し、その理由は「販路拡大」が83.7%で最多だった。

 また、プロモーション実施企業は3割に満たず、導入後の課題は「マーケティング方法がわからない」という回答が多かった。

取り扱い商品の三大ジャンルは「ファッション」「おもちゃ・ゲーム・アニメ」「食品・飲料」

 「越境EC(Buyee)で扱っている主な商品のジャンル」は(単一回答)、トップは「ファッション」で27.5%、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」15.7%、「食品・飲料」13.7%と続いた。

越境EC(Buyee)で扱っている主な商品のジャンルの調査結果

プロモーションを実施している企業は3割に満たず

 「越境ECの流通を伸長させるためのプロモーション施策を行っているか?」聞いたところ(単一回答)、「行っている」と回答したのは27.5%だった。

 また、「行っている」と回答した方に、「プロモーション方法」を聞いたところ(複数回答)、「Instagramでの情報発信」が64.3%でトップ、「facebookでの情報発信」35.7%、「インフルエンサー活用」28.6%と続いた。

 プロモーションの実施有無についての回答は以下のグラフを参照。

プロモーションの実施有無の調査結果

 プロモーションの方法についての調査結果は以下の通り。

プロモーションの方法についての調査結果

導入前の課題は「配送」「言語」「コスト」が半数以上

 「越境EC導入を検討した際の課題、導入後の課題」(複数回答)では、導入前は「配送」「言語」「コスト」が多く挙げられ、導入後は「海外向けマーケティングの方法がわからない」が最多となった。

 導入前の課題についての回答は以下の通り。

越境EC導入前の課題

 導入後の課題についての回答は以下の通りとなっている。

越境EC導入後の課題

越境ECにかかるコストは月1万円以下が最多

 「プロモーション予算も含む越境ECの運用にかかる金額的なコスト(1か月)」(単一回答)は、「1万円以下」58.8%が最も多い回答となった。

 越境ECは低コストで運用でき、導入のハードルが低いことがわかる。

越境ECにかかるコストの調査結果

今後も「越境ECを継続したい」と84%が回答

 「今後も越境ECの導入を継続したいか?」聞いたところ(単一回答)、84.3%が「続けたい」と回答した。

 「続けたい」と回答した方に「続けたい理由」を聞いたところ(複数回答)、「販路を拡大できるから」が最多の83.7%、「運用面で負担なく、簡単に海外販売できるから」が続く53.5%となった。

 越境ECの継続意向についての回答は以下の通り。

越境ECの継続意向についての調査結果

 越境ECを継続したい理由についての調査結果は以下の結果となった。

越境ECを継続したい理由についての調査結果

調査概要

  • 調査名:越境EC活用と課題の実態調査
  • 調査対象:「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業の担当者様
  • 有効回答数:51
  • 調査期間:2022年3~4月
  • 調査方法:インターネット調査(データー算出元:クエスタント)
  • 調査機関:自社調査
  • 調査主体:BEENOSグループ

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