成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社は、2022年1月1日〜4月30日までを対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1-4月)」を発表した。
同社は継続的に国内スタートアップ動向に関する調査を行い、同社サービスである「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に調査結果を公開している。
2022年1-4月の国内スタートアップ資金調達金額ランキングで、新規ランクイン企業は、2位のAIメディカルサービスをはじめ、Rapyuta Robotics、シェアリングエネルギー、TOKIUM、double jump.tokyoの5社だった。
内視鏡の画像診断支援AIを開発するAIメディカルサービスは、2022年4月にはSoftBank Vision Fund 2をリード投資家とし、グロービス・キャピタル・パートナーズ、WiL、インキュベイトファンドが参加するシリーズCラウンドにおける総額80億円の資金調達を実施。
世界最大級のテクノロジーファンドで、AI関連企業への投資を行なうSoftBank Vision Fundは、今回の出資が国内で3社目となった。
調達した資金により、AIを活用した内視鏡診断支援システムを全世界に展開すると共に、内視鏡AIのクラウドプラットフォーム構築の加速に充てる方針だ。
トップ20にランクインしている企業のうち、累計資金調達金額が100億円を超えている企業は、ソフトバンクロボティクスグループ、AIメディカルサービス、テラドローン、Synspective、Rapyuta Robotics、Kyash、エリーパワー、ビットキーの8社だった。
また、設立5年未満の企業は9社あり、AIメディカルサービス、Synspective、ビットキーの3社は、設立5年未満で累計資金調達金額が100億円を超えている。
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