Webマーケティングスクール「デジプロ」を運営する株式会社Hagakureは、「社員のWebマーケティングスキル習得に関する調査」を「社員のWebマーケティングスキル向上を目指している経営者」1,003名を対象に実施した。
調査の結果、以下のことが明らかになった。
- Webマーケティングスキルが必要だと感じるようになったきっかけは「コロナ禍による影響で売上が下がった」が最多の39.1%。
- Webマーケティングスキルの必要性を感じているものの何も取り組みができていない企業が2割超。
- 社員のWebマーケティングスキル向上における課題は、「必要なWebマーケティングスキルの具体化」が37.2%で最多。
Webマーケティングスキルが必要な部署は「営業部」が最多
社内のどの部署で特にWebマーケティングスキルを必要としているかという質問では、営業部(42.2%)という回答が最も多かった一方、総務部や経理部など、一見するとマーケティングにはあまり関係ないような部署についても必要としている企業は決して少なくないことがわかった。
メインで行っている集客・販促戦略は「オフラインがメイン」が4割以上
インターネットが普及して久しいこともあり、オンラインでの集客・販促にも力を入れている企業が多い一方で、未だオフラインでの集客・販促がメインという企業も4割を超えた。
社員のWebマーケティングスキル向上への取り組みは研修(オフライン)の実施が最多
オフラインまたはオンラインでの社内研修を実施している企業が多い一方で、『取り組みは行っていない(行えていない)』という回答も2割を超え、社員のWebマーケティングスキルを必要としているものの、具体的な行動に移ることができていない企業も決して少なくない実情が見えた。
具体的にどのようなスキルを身に付けてもらえば自社の集客・販促に繋がるのかといった最適解が見出だせない経営者が多いことや、人材や予算が限られる中、日々の業務に加えて研修を行っていく余裕はない企業も多い様子がうかがえた。
Webマーケティングスキル向上への社員一人当たりの費用は「5万円未満」が最多
社員がWebマーケティングスキルを身につけるための一人当たりの費用は、10万円未満という回答が6割近くにのぼったことから、あまり高額な費用はかけられないという企業が多い様子がうかがえる。
社員のWebマーケティングスキル向上への取り組みによって得られた効果は「新規顧客の増加」が最多
社員のWebマーケティングスキルの向上によって、実際に新規顧客の増加に繋がったという企業は多いようだ。
また、DX推進やSDGs推進に繋がるなど、これからの企業に求められる動きにも効果を発揮することがわかった。
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