デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社は、DACが開発・提供するDMP「AudienceOne®」において確立した統合ID技術「AudienceOne® ID」を、デジタル広告のターゲティング配信に活用するサービスを開始した。
Googleブラウザの3rdパーティクッキー規制が2023年に予定されている中、DACは本サービスの提供により、効率的な広告配信を継続させたい広告主企業、広告会社、媒体社、ソリューションベンダーの課題解決を支援する。
近年、インターネット上におけるユーザープライバシー保護の需要が高まるにつれ、ユーザーのデータ収集やその利用に関しては、世界各国で法律による規制や、ブラウザやデバイスにおける技術的な制約が拡大している。
特に、Apple社では ITP によりWebブラウザ「Safari」でのクッキー利用を制限しているほか、Google™もWebブラウザ「Google Chrome™」での3rdパーティクッキーを廃止する見込みとなっているなど、従来ターゲティング広告や広告効果計測に広く用いられてきたクッキーに対する規制が進んでおり、今後のデジタルマーケティングにおいて、クッキーの代替技術やその活用方法の開発が企業の重要な課題となっている。
DACは、こうしたポストクッキーへの対応として、広告計測の分野において、2022年4月に1st パーティデータ活用基盤「WISE Transformer」の提供を開始している。
また、オーディエンスデータ活用の分野では、2021年1月にDMP「AudienceOne®」において統合ID技術を開発。
そしてこのたび、広告配信の分野において、この統合ID技術「AudienceOne® ID」をデジタル広告のターゲティング配信に活用するサービスを開始した。
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