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PM・営業の需要が急増 中小IT企業に最も足りないのはエンジニア【デジタルビジネスシェアリング調査】

 デジタルビジネスシェアリングが提供する「D-Biz-Share」は、中小IT企業49社に対し、中小IT企業のエンジニア単価推移や案件取扱数の変化などの市場動向情報についての調査アンケートを実施した。

 同調査によると、「エンジニアが足りない」34社、「PMが足りない」30社、「営業が足りない」24社といった職域の需要が明らかになった。

中小IT企業のコロナ禍における状況

 「1年以内の仕事の受注状況の予想はどう思うか?」という問いに対して、94%の企業が「今までと変わらない」「良くなると思う」と回答した。

同様の問いの回答は、約18ヶ月前のアンケートでは83%であり、前回から比べて11%向上している。

 コロナ禍という状況ではあったものの、業界全体をみると市場は拡大傾向にあることがわかった。

 また、直近のエンジニアの稼働率に関する質問では87.5%の企業が「十分稼働している」と回答している。

 エンジニアの稼働について「十分稼働している」と回答した企業の中で、特にエンジニアの稼働率が高い言語は「JavaScript」「PHP」「Java」で、フレームワークでは「Node.js」「Vue.js」「Laravel」だった。

 アンケート結果から、どの企業にも案件の分母が多い言語を習得しているエンジニアが所属していることがわかる。

業界全体で足りていない職域は「エンジニア」「PM」「営業」

「人手が足りていないと感じる職域は?」という問いでは、「エンジニアが足りない」と回答したのは34社だった。

次いで「PMが足りない」という回答したのは30社、「営業が足りない」と回答したのは24社となった。

受託開発を取り扱っている企業では特に「PM職」「営業職」が足りない傾向にあった。

業務を遂行するのに必要不可欠なエンジニアの他、プロジェクトを管理するPM職・受発注を取り仕切る営業職の需要が高まっていることがわかる。

受託開発(請負)のエンジニアは平均月単価の上限値が平均よりも高い

 同調査の結果、売り上げが高い企業の中で一番多かったビジネスモデルは「SES」だった。

 しかし、従事するエンジニアの平均月単価が最も高かったビジネスモデルは「受託開発(請負)」となった。

 SESでの月単価の平均金額の上限は800,000円だったのに対し、受託開発(請負)の月単価の平均金額の上限は1,500,000円だった。

 また、月単価が1,000,000円以上のエンジニアの9割はJavaScriptを習得している。

同調査では、引き続き下記のフォームより回答を募集している。

アンケートフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxWbHIdOu1xqZ_zeap_j-JtkgzsTTjRLII0q-nq119lx3wmA/viewform

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