一般社団法人データサイエンティスト協会は、国内企業におけるデータサイエンティスト(以下 DS)の採用に関する調査結果を発表した。
同調査によると、DSを目標通り確保できなかった企業は62%にのぼるなど、DSに対する企業の採用意欲は高いことがわかった。
これらの調査は、データサイエンティストと企業のミスマッチを解消し、DSの経験・能力を正しく活かすことを目的として行われている。
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データサイエンティストの採用動向調査結果
調査結果まとめ
- DSを直近1年で増やした企業は41%でコロナ禍でも堅調
- DSを目標通り確保できなかった企業は62%で昨年よりも拡大
- DS人材の育成・研修制度として、社内外の研修制度を提供している企業が減少
- 今後増員したいDSのタイプとしては、ビジネスタイプが36%、アナリストタイプが28%、エンジニアタイプが34%
- 今後、採用・育成したいDSは「ビジネス課題解決を得意とする人材」が最も多く43%で過去最高水準
- 「データを使ったサービスを開発する人材」に対する採用・育成ニーズも増加傾向
- 中途採用では「経験者のみ」を採用する企業の割合は72%と昨年から続いて高い水準
データサイエンティスト人材の増減と内訳
データサイエンティスト採用の充足度
データサイエンティスト人材の育成・研修制度
今後増員したいデータサイエンティストのタイプ別内訳
今後3年間で採用・育成したいデータサイエンティストの人材像
今後3年間で採用したいデータサイエンティストの人材像(中途採用)
調査概要
- 調査対象 :日本国内一般企業(人事担当者向け)
※従業員30名以上の企業を対象に、企業規模別にランダム抽出 - 調査手法 :郵送法+Web調査
- 調査期間 :2021年9月10日~10月21日
- 有効回答数:約333社(発送5,400社、回収率6.2%)
郵送:140社、Web:193社
調査結果の詳細は以下を参照のこと。
https://www.datascientist.or.jp/common/docs/corporate_research2021.pdf
【プレスリリース】