ファストマーケティングは、ネットリサーチを利用して実施した『YouTuberに関する実態調査』の結果を発表する。本調査は、事前の調査で「YouTubeパートナー認定プログラム」の認YouTuberに関する実態調査定を受けていると回答した男女、288名の方を対象にしている。
また、集計データとしてまとめた全31ページの調査結果レポートを、ファストマーケティングの自主調査レポートページ(https://fastmarketing-pro.com/youtuber-research-220411/)から、無料でダウンロード提供する。
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10代の3人に2人が個人用のYouTubeアカウントを所有
18歳から59歳の男女に、個人用のYouTubeアカウントを所有しているかと聞いたところ、47.7%が持っていると回答した。年代別で見ると10代(64.9%)、20代(52.7%)、30代(43.7%)、40代(40.6%)、50代(37.6%)となっている。年代が若いほど、アカウント所有率が高いことがわかる。
10人に1人がYouTubeへの動画投稿を収入源のひとつに
個人用のYouTubeアカウントを所有している人のうち、本業・副業問わず、YouTubeへの動画投稿を収入源のひとつにしている人という人は、10.1%だった。10.1%という数値だけ見るとまだまだ少ない気もするが、アカウント所有者の10人に1人がなんらかの収入を得ているとは驚きだ。
投稿で収入を得ている人の7割が「YouTubeパートナープログラム」の認定者
YouTubeへの動画投稿で収入を得ている人のうち、72.0%が「YouTubeパートナープログラム」の認定を受けていることがわかった。
※「YouTubeパートナープログラム」とは特定の条件をクリアすることで、得られる資格だ。YouTube動画で収益を得る方法は複数あるが、そのうち広告収益についてはパートナープログラムの審査を通らないと受けられない。
YouTuberの平均月収は「5,000円~1万円未満」が最多
「YouTubeパートナープログラム」の認定を受けている人に、平均的なYouTuberとしての月収を聞くと、「5,000円~1万円未満」が28.7%と最も多くなった。次いで「1万円~5万円未満」が25.6%、「5,000円未満」が20.7%だった。30万円以上と回答した人は、5.2%となっている。
人気が高いYouTuberだが、まとまった金額を稼ぐのは一筋縄ではいかないようだ。
YouTubeのフォロワー数は7割以上が10,000人未満
自分のYouTubeチャンネルのフォロワー数については、「2,000人未満」が26.5%で最多だった。次いで「5,000人~10,000人未満」が25.0%、「2,000人~5,000人未満」が24.7%と続いている。合計すると76.2%が10,000人未満となった。
ちなみに、上述の平均月収とフォロワー数のクロス集計では、フォロワー数が多い人ほど月収が高い傾向が見受けられた。
その他の調査結果
YouTuberは多様な収入源を活用。広告だけでなくメンバーシップや物販も
YouTuberにとって最も大きな収入源は「広告収入(AdSense)」
YouTuberに人気のジャンルは「ゲーム実況」に「商品レビュー」
YouTubeへの動画の投稿頻度は1か月あたり「4回~8回未満」
YouTubeへの累計動画投稿数は「50個~100個」
3人に1人が「YouTuberとして事務所に登録」
約4割のYouTuberが動画編集の「外注」を検討中
YouTuberに人気のSNSは「Twitter」と「Instagram」
YouTuberに人気の機材は「スマホ」と「三脚」、「ビデオカメラ」と「LED照明」も
6割のYouTuberが動画にSEO対策を実施
スクリーニング調査概要
調査対象:全国9,340名の18歳~59歳の男女
調査期間:2022年2月7日~2月14日
調査手法:インターネット調査・ファストマーケティングにて実施
本調査概要
調査対象:事前の調査で「YouTubeパートナー認定プログラム」の認定を受けていると回答した男女、288名
調査期間:2022年2月14日~2月14日
調査手法:インターネット調査・ファストマーケティングにて実施
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【プレスリリース】