株式会社日本デザインは、22〜26歳のWebデザイナー112名を対象に、「Z世代Webデザイナーのフリーランス転身」に関する意識調査を実施した。
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調査サマリー
調査概要
調査概要:「Z世代Webデザイナーのフリーランス転身」に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月22日〜同年3月8日
有効回答:22〜26歳のWebデザイナー112名
Z世代Webデザイナーの約8割が、「独立・フリーランス」に興味
「Q1.あなたは今後のキャリアとして、独立やフリーランスとしての働き方に興味を持っていますか。」(n=112)と質問したところ、「かなり興味がある」が42.9%、「やや興味がある」が35.7%という回答となった。
Q1.あなたは今後のキャリアとして、独立やフリーランスとしての働き方に興味を持っていますか。
- かなり興味がある:42.9%
- やや興味がある:35.7%
- あまり興味がない:6.2%
- 全く興味がない:15.2%
その理由、「勤務時間・場所の融通が効く」が73.9%で最多
Q1で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q2.あなたが独立やフリーランスとしての働き方に興味を持っている理由を教えてください。(複数回答)」(n=88)と質問したところ、「勤務時間・場所の融通が効く」が73.9%、「自分で仕事を選ぶことができる」が61.4%、「自分次第で報酬が決まる」が52.3%という回答となった。
Q2.あなたが独立やフリーランスとしての働き方に興味を持っている理由を教えてください。(複数回答)
- 勤務時間・場所の融通が効く:73.9%
- 自分で仕事を選ぶことができる:61.4%
- 自分次第で報酬が決まる:52.3%
- 収入アップへの期待:40.9%
- 嫌な人間関係からの解放:34.1%
- そもそも1社目は独立する前提で入社している:14.8%
- その他:0.0%
「自分の実力が試せるので自信になる」や「たくさんの人と接する機会がある」などの理由も
Q1で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q3.あなたが独立やフリーランスとしての働き方に興味を持っている理由がQ2以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=88)と質問したところ、「自分の実力が試せるので自信になる」や「たくさんの人と接する機会がある」など46の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- 「自分の実力が試せるので自信になる。(25歳)女性」
- 「たくさんの人と接する機会がある。(24歳)男性」
- 「チャンスのある分野を柔軟に取り入れることが出来ると思うから。(25歳)男性」
- 自分を存分に発揮出来ると思ったから。(26歳)女性」
- 「知名度や信頼を得られる。(22歳)女性」
- 「自分自身でデザインを売り込むことができ、SNSを通した仕事もできるんじゃないかと考えている。(23歳)女性」
- 将来子供ができても、自宅で仕事ができて、合間に家事もできる。(24歳)女性」
今後のキャリア展望、「現職から一部業務委託を受けつつ、その後独立」(30.7%)や「転職後、独立」(30.7%)
Q1で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q4.今後どのようなキャリアを考えていますか。現時点で最も可能性があるキャリアをお答えください。」(n=88)と質問したところ、「一度転職を行い、その後独立」が30.7%、「現職から一部業務委託を受けつつ、その後独立」が30.7%という回答となった。
Q4.今後どのようなキャリアを考えていますか。現時点で最も可能性があるキャリアをお答えください。
- 現職からそのまま独立:27.2%
- 現職から一部業務委託を受けつつ、その後独立:30.7%
- 一度転職を行い、その後独立:30.7%
- その他:0.0%
- まだわからない/答えたくない:11.4%
8割以上のWebデザイナーが、独立やフリーランス転身のため、「SNS」で情報収集
Q1で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q5.現在独立やフリーランス転身のための情報収集先として、SNSを活用していますか。」(n=88)と質問したところ、「非常に活用している」が37.6%、「やや活用している」が44.3%という回答となった。
Q5.現在独立やフリーランス転身のための情報収集先として、SNSを活用していますか。
- 非常に活用している:37.6%
- やや活用している:44.3%
- あまり活用していない:13.6%
- 全く活用していない:4.5%
情報収集で利用するプラットフォーム、第1位「Instagram」(47.2%)
Q5で「非常に活用している」「やや活用している」と回答した方に、「Q6.情報収集先として一番自分がよく利用するプラットフォームを教えてください。」(n=72)と質問したところ、「Instagram」が47.2%、「TikTok」が8.3%という回答となった。
Q6.情報収集先として一番自分がよく利用するプラットフォームを教えてください。
- Instagram:47.2%
- TikTok:8.3%
- Twitter:27.8%
- Facebook:2.8%
- LinkedIn:1.4%
- YouTube:11.1%
- その他:1.4%
独立やフリーランス転身の課題、「集客や受注の知識・ノウハウ不足」が61.4%
Q1で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q7.独立やフリーランスに転身する上での課題やハードルを教えてください。(複数回答)」(n=88)と質問したところ、「集客や受注の知識・ノウハウ不足」が61.4%、「現在のスキルで通用するか」が58.0%、「税金や保険への知識不足」が51.1%という回答となった。
Q7.独立やフリーランスに転身する上での課題やハードルを教えてください。(複数回答)
- 集客や受注の知識・ノウハウ不足:61.4%
- 現在のスキルで通用するか:58.0%
- 税金や保険への知識不足:51.1%
- 仕事の相談相手がいない:35.2%
- 適切なコミュニケーションを取れるか:34.1%
- 横の繋がりの希薄化:26.1%
- その他:2.3%
- 特にない/わからない:6.8%
「ロールモデルが身近にいない」や「生活できるだけの収入が得られるのか」などの不安も
Q7で「特にない/わからない」以外を回答した方に、「Q8.独立やフリーランスに転身する上での課題やハードルがQ7以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=82)と質問したところ、「ロールモデルが身近にいない」や「生活できるだけの収入が得られるのか」など40の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
- 「ロールモデルが身近にいない。(23歳)女性」
- 「生活できるだけの収入が得られるのか。(23歳)女性」
- 「仕事をどこから貰えばいいのか。(24歳)男性」
- 「専門知識が全くないから。(23歳)女性」
- 「集客の難しさ。25歳()男性」
- 「まわりにフリーランスをしてる人がいないので、信頼できる人に相談することができない点が不安。(26歳)女性」
- 「人脈不足。(25歳)男性」
まとめ
今回は、22〜26歳のWebデザイナー112名を対象に、「Z世代Webデザイナーのフリーランス転身」に関する意識調査を実施した。
まず、Z世代のWebデザイナーの約8割が、「独立・フリーランス」に興味を持っていることが明らかに。その理由は、「勤務時間・場所の融通が効く」が73.9%で最多、次いで「自分で仕事を選ぶことができる」が61.4%、「自分次第で報酬が決まる」が52.3%という結果となった。他にも、「自分の実力が試せるので自信になる」や、「たくさんの人と接する機会がある」なども挙がった。
次に、今後のキャリアの展望について伺ったところ、「現職から一部業務委託を受けつつ、その後独立」(30.7%)や「転職後、独立」(30.7%)に多くの意見が集まり、その準備のために、8割以上が「SNS」で情報収集をしていることが判明しました。また、情報収集には、「Instagram」(47.2%)を利用していることがわかった。
一方で、独立やフリーランスに転身する上での課題やハードルについて聞いたところ、61.4%が「集客や受注の知識・ノウハウ不足」と回答した。他にも、「ロールモデルが身近にいない」や「生活できるだけの収入が得られるのか」などの不安の声も挙がった。
今回の調査では、Z世代のWebデザイナーは「独立・フリーランス」に高い関心を寄せており、時間や場所・仕事を自分で選べること、そして自分次第で報酬が決まる点に魅力を感じていることが判明した。独立するタイミングとしては、現職を続けながら個人で仕事を受けたり、転職してキャリアを積んでからタイミングを吟味するなど、人それぞれだが、独立して生活に不自由のない程度の収入が確保できるかという不安が常につきまとっており、収入面での安定が確保されるタイミングを見計らっている人が多いようだ。Webデザインにおけるスキルや経験を積むだけでなく、集客や受注に関する経験や知識を身につけられるかどうかが、独立して成功するための鍵と言えそうだ。
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株式会社日本デザインについて
株式会社日本デザインは、「生き方・働き方を幸せにし、より良い日本をデザインする」をビジョンに掲げ、2013年に創業した。メイン事業である「ゼロイチWEBデザインスクール」では、未経験から45日で稼げるデザインスキルを完全オンラインで提供し、4年間で1,600名以上のWEBデザイナーを輩出している。
その他にも、未経験から21日でプロレベルの動画編集スキルが身につく「日本ムービーアカデミー」、プログラミングスキルが身に付く「日本プログラミングスクール 」など、個人がスキルを見につけ、職業選択の幅を広げることのできるスクールを多く運営している。
【プレスリリース】