マーケティング・デザインスキルを持つ人材の複業マッチングサービス「KAIKOKU(カイコク)」を運営する株式会社BLAMは、この度実際に同社のサービスにおいて副業にてマッチングに至ったマーケター人材の傾向を、独自の診断結果を元に分析調査を実施した。
同社は、マーケティング・デザインスキルを持つ人材の複業マッチングサービス「カイコク」を2018年より運営し、国内のマーケティング人材の約3人に1人にあたる約6000人が登録している。
効率的なマーケティング戦略として副業人材の活用が広がる中、「カイコク」ではマッチングの精度を重視。
その為、「カイコク」では、登録ユーザーのマーケティング・デザインスキルを約41個に細分化し独自の審査基準にて定量的に評価している。
そして今回、2020年10月〜2021年3月までに、副業のマッチングに至っている100人のマーケター人材のスキルを同社独自のスコアデータで分析調査した。その結果、マッチングに至った人材は全体のマーケティング診断の平均スコアより13pt高く、全てのカテゴリにおいてマッチング人材の平均スコアが高い結果となった。
また、カテゴリ別で差が顕著だったものは「マーケティング支援コンサル」。
項目別で差が顕著だったものは「デジタルプロモのディレクション」「プロモーションの報告資料作成と報告」「ディスプレイ広告」となり、デジタルプロモーションのディレクションスキルを持った上で、広告を中心とした幅広いスキルを持つ人材が、より企業から求められていることが分わかった。
目次(クリックしてジャンプ)
調査内容
主な調査結果
- 最大スコア255点中、マッチング人材の平均スコアは181点となり、全体の平均スコア168点より13ポイント上回る結果に。
- カテゴリ別で見ると、「マーケティング支援コンサル経験」で平均スコア3.30の中、マッチング人材の平均スコアは4.19となり、ポイント差0.89ptともっとも差がある。(最大スコア5.00)
- イラストレーターなどのデザインソフト関連スキルやウェブサイト・UIのデザインスキルを持つ人材は豊富な経験がなくても、質の高いポートフォリオがあれば副業を獲得しやすい
調査方法
同社運営サービス「カイコク」にて、直近のマーケティング案件100件におけるマッチングした人材のマーケティング診断スコアと全ユーザーのスコアを比較。
同社独自のマーケティング診断は5つのカテゴリからなる全41問の質問から構成される。
全体の結果
最大スコア255点中、全体の平均スコアは168点
マッチング人材の平均スコアは181点と13ポイント上回る結果に。
この結果より、マーケティング診断のスコアが高い人材の方が、副業マッチングする傾向が高いことが分かる。
カテゴリ別の結果
下記5つのカテゴリにおいて、全体平均スコアに対して、マッチング人材の平均スコアは全ての項目において高い結果に。特に「マーケティング支援コンサル経験」では最大5pt中、平均スコア3.30の中、マッチング人材の平均スコアは4.19と0.89ptも高い結果に。
- デジタルマーケティング実施経験 +0.75
- マーケティング支援コンサル経験 +0.89
- マーケティング全般経験 +0.55
- 事業会社マーケティング +0.76
- 制作経験 +0.18
この結果より、副業マッチングする人材は全てのカテゴリにおいて平均よりスコアが高く、1つの項目におけるプロフェッショナルより、マーケティングの仕事において総合的な経験をしている人が求められていることが分かる。
項目別の結果
副業マッチングしている人材の各項目の平均スコアは、全体の各項目の平均スコアに比べて41の質問中、39の質問でスコアが上回っていた。
なお、下回っている項目は制作業務におけるツール利用経験でした。
また、その中でも下記の項目において、平均スコアが大きく上回っています。
- デジタルプロモのディレクション +0.94
- ディスプレイ広告 +0.93
- リスティング広告 +0.93
- プロモーションの報告資料作成と報告 +0.93
- プロモーションのプランニング提案 +0.91
- タグマネージャ導入/活用 +0.90
この結果により、デジタルを中心としたマーケティング業務において全ての業務においての経験や知見があり、幅広い領域で相談にのれる人材が、副業のマーケティング案件において求められていることが分かる。
また、特にリスティング広告やディスプレイ広告を中心としたプロモーション業務における経験が、より求められていることが分かった。
KAIKOKU(カイコク)
https://kaikoku.blam.co.jp/
【プレスリリース】