フリーランスエンジニア専用の求人案件検索エンジン『フリーランススタート』を運営する株式会社Brocanteは、ITフリーランス人材やITフリーランスエージェントの実態を調査した「ITフリーランス人材及びITフリーランスエージェントの市場調査」2021年版を公開した。

本調査において、ITフリーランスエージェント市場規模は2020年時点で869億円であることがわかった。
また、ITフリーランス人材も年々増加しており、ITフリーランスエージェント市場規模は2021年に1,000億円を超える見通しとしている。
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ITフリーランスエージェント市場規模は今後1,000億円以上に拡大
2020年におけるフリーランスエージェント業界の市場規模は869億円、2019年の740億円から前年比117%市場成長していることがわかった。
フリーランスエージェント市場のCAGR(年平均成長率)は17~24%程となり、2021年には1,000億円を超えるとの見通し。
ITフリーランス人口は今後25万人以上に拡大
2020年におけるITフリーランス人口は20.1万人、2019年の17.6万人から前年比114%成長していることがわかった。
リモートワーク拡大や副業解禁に伴う働き方の多様化、大手人材企業のフリーランス支援事業参入などにより、フリーランスとして活躍するIT人材は年間115%程の水準で増加し、2022年、ITフリーランス人口は25万人を超えるとの見通しとしている。
また、2020年日本のIT人材は約105万人。
年間115%のペースでITフリーランス人材が増加していく場合、国内IT人材におけるフリーランス比率のCAGR(年平均成長率)は2~3%程となり、2022年には国内IT人材の1/4がフリーランスになる見通しとしている。

【プレスリリース】