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新型コロナウイルス感染拡大以降、75%がマーケティング活動でマイナス影響を受けた【イノーバ調査】

新型コロナウイルス感染拡大によるマーケティング活動への影響、75%がマイナス影響を受けたと回答【イノーバ調査】

BtoB企業のマーケティング支援実績500社以上の株式会社イノーバ(東京都文京区、代表取締役:宗像 淳)は、2020年12月時点で、新型コロナウイルスの感染拡大後のマーケティング活動へどのような影響が出ているかを調査するアンケートを、企業向けに実施いたしました。

イノーバでは今年の3月に「新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマーケティング活動への影響調査」として皆様にアンケートを出し調査結果を公開いたしましたが、この度はその後の影響について改めてアンケート調査を実施いたしました。

調査結果から、感染拡大は引き続き各企業のマーケティング活動にマイナスの影響を及ぼしている部分が大きく、対策として「オンラインセミナーの活用」や「オンライン商談の導入・強化」が上位に並び、非対面でのマーケティング活動を強化し一定の効果をあげていることが判明しました。

一方で、施策を開始してからの期間が短く効果測定に至っていないという声もあがり、特にホームページを活用した問い合わせ獲得(SEO、コンテンツマーケティング)は今後も取り組みたい施策としてあげている企業が多数でした。

新型コロナウイルス感染拡大によるマーケティング活動への影響は、マイナスの影響を受けたと回答した企業が75%以上。プラスの影響を受けた企業は19%にとどまった。

(設問1: 新型コロナウイルス感染拡大の影響の度合いはいかがでしたか?)

(設問1: 新型コロナウイルス感染拡大の影響の度合いはいかがでしたか?)

今後の影響については1年以上の回答が80%超。2~3ヶ月で収束するという回答は0。

(設問2: 新型コロナウイルスによるマーケティング活動への影響は、今後どれぐらい持続すると考えていますか?)

(設問2: 新型コロナウイルスによるマーケティング活動への影響は、今後どれぐらい持続すると考えていますか?)

具体的なマイナスの影響としては、「展示会やイベントの延期/中止」が36件で最多。次いで「商談数の減少」、「マーケ予算の削減/凍結」という結果に。

(設問3-1:新型コロナウイルスによって、マーケティング活動に対してマイナスの影響があった方は、どのような影響がありましたか?(複数選択可))

(設問3-1:新型コロナウイルスによって、マーケティング活動に対してマイナスの影響があった方は、どのような影響がありましたか?(複数選択可))

プラスの影響については、デジタルマーケティングシフトにおける各部門の意識変化という回答が最多となった。

(設問3-2: 新型コロナウイルスによって、マーケティング活動に対してプラスの影響があった方は、どのような影響がありましたか?(自由記述))
​(抜粋)
企業のデジタルマーケティングシフトが加速した。(企業のマーケティング活動を支援する立場としての実感)
営業がインサイドセールスを始めた、マーケティング活動で得たデータに関心を抱き始めた
WEBを手段にしたマーケティングや販路拡大などの幹部層の意識変化
WEB化 デジタル化の意識が高まり マーケティング&プロモーションの必要性を再認識。予算取りが可能に
オンラインのマーケティング活動に”本気になる”きっかけになった

また、オンラインセミナーについては対面セミナーよりも受講者数が増加したという声も複数あがった。
業種としてプラスの影響を受けたと回答した企業は、通信販売、税務や助成金関連、健康経営やメンタルヘルス関連の業種であった。
展示会や商談にかかる出張旅費等の費用が大幅に減少し、経費削減に大きく寄与したとの声もあがった。

具体的に取り組んだマーケティング活動としては、「オンラインセミナーの活用」が最多の38件。次いで「オンライン商談の導入・強化」「ホームページ強化による問合せ獲得」「メールマーケティングの強化」が並んだ。

(設問4-1: 新型コロナウイルス対策として、具体的にどのようなマーケティング活動を行いましたか?(複数選択可)

(設問4-1: 新型コロナウイルス対策として、具体的にどのようなマーケティング活動を行いましたか?(複数選択可)

特に効果のあった施策として、「オンラインセミナーの活用」が前問と同じくトップとなった。一方「ホームページ強化による問い合わせの獲得」は効果を実感できたと回答した企業数は減少した。

(設問4-2: また、特に効果のあった施策はどのようなものでしたか?(複数選択可))
(設問4-3: 効果を感じられなかった施策があれば、理由とともに教えてください)

(設問4-2: また、特に効果のあった施策はどのようなものでしたか?(複数選択可))

「ホームページ強化による問合せ獲得」については、社内リソースやスキルが乏しくコンテンツの量と質が不足しているため、効果がでるまで施策を継続できなかったという声があがった。またセミナーなどと違い効果がみえるまで時間がかかるため、まだ効果測定に至っていないという声も多数だった。

特に効果を感じられなかった施策としては、「リスティング広告」という回答が複数あがった。広告出稿が急増したことでクリック単価の上昇、コンバージョンレートの低下が発生したことが考えられる。

また施策全般で、業種によってはWeb展開の浸透度が低く効果を感じられなかったという声もあがった。

【プレスリリース】