検索ユーザーは今年の夏から広告主の情報を見ることができる。
Googleは、同社のID認証プログラムをすべての広告主に拡大すると木曜日に発表した。広告主は、会社設立の書類や身分証明書などを提出し、誰で、どの国で営業しているかを証明する。
開示されている情報は、Google検索結果の広告から確認できる。
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注目すべき理由
GoogleのID認証プログラムを広く展開することで、ユーザーは誰が自分に広告をしているかを知ることができ、広告をクリックすべきかどうかをより多くの情報に基づいて判断することができるようになる。また、このプログラムは、悪質な広告主を根絶することで、Googleの広告エコシステムの全体的な状態を改善する可能性がある。
関連ニュース
- Googleは2018年に初めて、政治広告主向けの広告主ID認証プログラムを開始した。
- ユーザーはこの夏から、配信されている広告の背後にある広告主に関する情報をリストアップした情報を見ることができる。
- 同社は国内で広告主の検証を段階的に開始し、その後世界的に拡大していく予定だ。完全なロールアウトは、完了するまでに数年かかると予想されている。
- Googleはまた、ID認証プログラムについての詳細情報を入手するための広告主向けヘルプページを公開している。
【参考】