無料の資料掲載・リード獲得し放題サービスはこちら
『MARKETIMES』は、広告収益による運営を行っております。複数の企業と提携し、情報を提供しており、当サイトを通じてリンクのクリックや商品・サービスに関する申し込みが行われた際、提携する企業から報酬を得ることがあります。しかし、サイト内のランキングやサービスの評価について、協力関係や報酬の有無が影響することは一切ありません。
さらに、当サイトの収益は、訪問者の皆様に更に有益な情報を提供するため、情報の質の向上やランキングの正確性の強化に使用されています。

Googleの「AMP for Email」とは?Eメールでは実際にどう見える?動的なEメール例と開発・作成方法をご紹介

AMP for Email

GoogleのAMP for Emailとは?

Googleが 3月末に正式に開始したAMP for Emailは、静的なテキストから動的なWebページのような動きをEメールで実現するための技術を指します。AMP for Email はGmailに登場していますが、Yahoo Mail(TechCrunchと親会社を共有している)、Outlook、Mail.ruなどの他の主要なEメールプロバイダーもAMP for Emailをサポートする予定。

GoogleはAMP for Emailのプロジェクトに非常に長い時間をかけていました。このプロジェクトを成功させるのは、非常に多くのバックエンドの開発が必要でした。AMP for Emailの目的は、今ままでの情報をただ伝えるEメールを、情報を伝えるだけでなく、実際にEメールの中でユーザーのアクションを可能にし、Eメール内でのチャットや、旅行の予約、飲食の宅配予約などが可能になります。EメールからWebサイトのページへ飛ぶのではなく、Eメール内ですべてを完結させるという思想です。

Gmailのプロダクトマネージャ、Aakash Sahney氏は下記のように述べています。

過去10年間で、静的なフラットコンテンツからインタラクティブなアプリケーションへと進化する中で、私たちのWebエクスペリエンスは大きく変わりましたが、電子メールは静的メッセージとほとんど変わらず、最終的には時代遅れになりました。 (Gmailのプロダクトマネージャ、Aakash Sahney氏)

AMP for Emailを実装した実際のEメールの表示例

格安ホテル予約サービス「OYO」のAMP for Emailを実装したEメール表示例

AMP for Emailを使用すると、これらのメッセージはインタラクティブになります。つまり、WebベースのEメールクライアントを離れることなく、メッセージから直接イベントへの返信、アンケートへの記入、店舗の在庫の閲覧、コメントへの返信ができるということです。

すでにこの新しいフォーマットをサポートしている企業の中には、 Booking.com、  Despegar、 Doodle、  Ecwid、Freshworks、Nexxt、OYO Rooms、Pinterest、およびredBusがあります。これらの会社から定期的にEメールを受信して​​いる場合は、今後数週間以内にこれらのブランドからAMP for Emailに対応したメルマガが届く可能性があります。

開発者にとって、このフォーマットのサポートは、特にAMPページを作成した経験がある場合には、かなり簡単なはずです。このフォーマットは、カルーセル、フォーム、リストなど、人気のあるAMPマークアップ機能を数多くサポートしています。

最初の発表以来、GoogleはAMP for Emailを彼らのプラットフォームでサポートする多数のパートナーを獲得しています。Eメール配信および分析プラットフォームのSparkPost社、Eメール設計およびマーケティングツールのLitmus社、Twilio Sendgrid社、AmazonのSESおよびPinpoint社が含まれます。

 

Eメール内での動的なメッセージやりとりのEメール表示例

 

AMP for Emailを実装したEメールを開発・作成する方法

Gmail内でメールにAMPを使用するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. AMPコンポーネントをEメールに実装して作成します。AMP開発者向け資料参照してください 。Eメールを作成するときは、認証リクエストを適切に処理するようにする必要があります。[browser-shot url=”https://amp.dev/about/email.html” width=”300″ height=”200″ alt=”AMP開発者向け資料” target=”_blank”]AMP開発者向け資料[/browser-shot]
  2. Eメールをテストして、必要な外観と動作を確認します。
  3. 動的メールを受信者に送信する準備が整ったらGoogleに登録する必要があります。

出典:AMP for Gmail

[browser-shot url=”https://developers.google.com/gmail/ampemail/” width=”300″ height=”200″ alt=”AMP for Gmail” target=”_blank”]AMP for Gmail[/browser-shot]

参考

【5社限定】無料のSEOサイト診断 募集中