マーケティングオートメーションプラットフォームのPFL社は、今年で3回目となる『State of Multichannel Marketing Report』を発表しました。
600人のマーケティング担当者を対象に調査を行なった結果が記されています。
このレポートでは、ダイレクトメールがROI (投資収益率) に与える影響、データの正確性の重要性、ターゲット・オーディエンスの把握、一貫したブランド・メッセージの維持について説明しています。
レポートによると、回答者の84%が、マルチチャネルキャンペーンのパフォーマンスを向上させる手段としてダイレクトメールを挙げています。ダイレクトメールを使用したマーケティング担当者では、マルチチャネルキャンペーンのROIが18%向上しましたが、使用しなかったマーケティング担当者では向上しませんでした。
また本レポートには、下記内容もありました。
- Eメールマーケティングの効果は2020年に減少した
- 4つから6つの異なるチャネルを使ったマーケターは、キャンペーンへの反応率が高かった
- マルチチャネル・キャンペーンを成功させるには、ブランド力、データの正確さ、購入者の知識が重要
- 回答者の41%が、マルチチャネル・キャンペーンでダイレクト・メールを使用した場合のROIは 「良好」 であると報告
- ダイレクトメールは、経営者層に到達するのに最適なチャネルです。
PFLのCEO、Andrew Field氏は声明で、「マーケティング予算は今後1年間で減少すると予測されているため、マーケティングリーダーには、マルチチャネル戦略やキャンペーンを誤ってはいけない」と述べました。「現在のデジタルファーストの世界では、乱雑さを打破するブランド体験を提供することが不可欠であり、ブランドの認知度、エンゲージメント、そして最も重要なこととして販売の向上につながります。」ともコメントしています。
【参考】