デジタリフト、Facebook社の「コンバージョンAPI」導入支援サービスの本格提供開始 Cookieレスに対応した新しい計測手法の実装をサポート

デジタリフト、Facebook社の「コンバージョンAPI」導入支援サービスの本格提供開始 Cookieレスに対応した新しい計測手法の実装をサポート

クライアントのCdMOとして、マーケティング戦略から経営課題までをデジタル技術で改善・最適化するコンサルティング企業、株式会社デジタリフトは、Cookieに依存せず、適切な広告配信を行うことを可能にする、Facebook社の機能「コンバージョンAPI」の導入支援サービスを開始する。

Cookie規制が進む中、広告業界は

「今後は、Chromeで3rd Party Cookie(※1)を使ったトラッキングを許可しない」。2020年1月にGoogleがこの声明を公表して以降、デジタルマーケティング業界では3rd Party Cookie(※2)を使わずに広告配信を行う方法に関する議論が盛り上がっている。

CookieとはWEBサーバー側からクライアントのブラウザへ渡す情報のことで、ログイン状態を保持できたり、一度サイトを離れ再訪問した際にもショッピングカートの中身が残っていたりするのは、Cookieのおかげである。

3rd Party Cookieは第三者のドメインが発行するCookieで、広告主はこの情報を基に、WEBサイトをまたぐユーザー行動を追跡し、相手を選んで広告を表示することができる。これが一般的なターゲティング広告の仕組み。

しかし、Cookieは、ログインシステムや広告計測に非常に役立つ反面、ユーザーのプライバシーを脅かす恐れがある。

そのため、Googleに限らず、各種ブラウザも同様のCookie規制の方向性を示し、AppleのiOS上で動作するすべてのブラウザで既に3rd Party Cookieをデフォルトで完全にブロックしている。この世界的なプライバシー保護の潮流に合わせ、企業はCookieレス対応の体制構築が求められている状況だという。

今後は、消費者のプライバシーを尊重しながら、適切な広告配信を行っていく必要がある。

昨今は、3rd Party Cookieを使用せず、1st Party Coookie(※3)を用いるソリューションも一般的になってきているが、現在は 1st Party Cookieも含めて規制対象になっており、1st Party Cookieを利用しても計測が維持できるとは限らない。

(※1) Cookie:WEBブラウザに保存された情報のこと。
(※2) 3rd Party Cookie:第三者(ユーザーが訪問しているWEBサイト以外)のドメインから発行されているCookieのこと。
(※3) 1st Party Coookie:ユーザーが訪問しているWEBサイトのドメインから直接発行されているCookieのこと。

デジタリフト、コンバージョンAPIの導入をサポート

こうした時代の動きに対応するため、広告運用を行うデジタリフト社では、Cookieに依存しない、Facebook社の「コンバージョンAPI(※4)」の導入支援サービスを開始した。コンバージョンAPIとは、WEB上のデータ計測をCookieベースでなく、サーバーベースで行うことを可能とする機能。

プライバシー保護を考慮したデータ活用と計測環境の維持を高いレベルで両立できる効果測定手法として、昨今注目されている技術。

しかし、このコンバージョンAPI、実装が急務とされていますが、広告主である企業にとっては、システム実装や保守における技術・人的リソースのハードルが高く、思うように実装が進まないケースが多くあるという。

そこで同社は、いち早くこの機能に対応する体制を整え、企業のコンバージョンAPI導入をサポートするサービスを開始。導入に課題を抱える企業の、取得データの仕様設計から実装、その後の配信設計の提案など、あらゆる課題解決をサポートする。※具体的にはサーバーサイドGTM(Google Tag Manager)(※5)を活用した導入を支援する。

(※4) コンバージョンAPI:主要なWEBイベントやオフラインイベントおよび顧客のアクションを自分のサーバーからFacebookのサーバーに直接共有するためのFacebookビジネスツール。Facebook広告キャンペーンのパフォーマンスや効果測定を改善するのに役立つ。
(※5) サーバーサイドGTM(Google Tag Manager):WEBサイトやモバイルアプリに含まれる「タグ」(トラッキングコードや関連するコードの総称)を素早く簡単に更新できるタグ管理システム。

変わっていく業界標準

コンバージョンAPIを導入することにより、Cookieが不要になるだけでなく、Cookie利用時よりも、詳細な顧客情報の活用による、より細かな条件でのターゲティングや類似ターゲティングによる配信が可能となり、CV拡大やCPA減小などの様々な効果が期待できるといったメリットがある。

コンバージョンAPIのような、サーバーサイドAPI(※6)は、生活者のプライバシー保護と適切な広告配信のバランスをかなえる重要な技術であり、こういった手法が今後の業界標準になると言われています。

実際、Google社やYahoo!社においても、サーバーサイドの技術を活用したソリューションを提供している。同社では、Google社のサーバーサイド計測に対応した Server-Side Tagging for Google Adsや、Yahoo!社のサーバーサイド発行のCookieを用いたSet-Cookie方式の計測もサポートしている。

テクノロジーの進化でサービスが多様化・複雑化する中、デジタリフトは、今後も時代を敏感に捉える感覚を強みに、常に最新情報を入手し、いち早く適応しながら、企業のマーケティング活動をサポートしていく。

(※6) サーバーサイドAPI:WEBブラウザではなくサーバーサイドで動作するAPIのこと。

【プレスリリース】

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