米国のマーケターがデジタルメディアに移行するにつれて、顧客を維持し、獲得する手段としてソーシャルメディアにますます目を向けていることが新たな調査で明らかになった。
アメリカマーケティング協会が最近行った「Techlash Is Here」レポートによると、米国の平均広告費(18%)の大部分はソーシャルメディアに使われている。続いて、Eメール(13%)、ウェブサイト(12%)、ストリーミング・ビデオ/ラジオ(5%)などの新しいメディアが続いている。
ソーシャルメディアに関して言えば、ほとんどのマーケターは予算をFacebookに振っており(34%)、Instagramがそれに続いている(14%)。YouTube(13%)、Twitter(13%)、LinkedIn(12%)、スナップチャット(6%)もデジタルマーケターの間で人気のプラットフォームである。
ソーシャルメディア経由のサイト訪問数は横ばい
これまでの調査によると、ソーシャルメディアはマーケティング担当者とターゲット層を結びつける手段であり続けている。具体的には、ソーシャルメディアの利用が増えた結果、企業のウェブサイトを訪れる人が増えている。
Merkleは2019年第3四半期の「Digital Marketing Report」を発表し、ソーシャルメディアが生み出した企業サイトへの訪問の平均シェアが第2四半期から第3四半期の間、4%で安定していたことを統計が示した。ソーシャルメディア訪問のシェアは前年比で1%上昇しており、チャネルとして成長を続けていることがうかがえる。
Facebookを中心とする企業サイトへの訪問者数は、前年比で23%増加した。Instagram経由の訪問者数は前年同期の56%から22%に減少した。
[clink url=”https://marketimes.jp/linkedin-rate-to-grow-faster-release/”]【参考】