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AmazonとGoogleはどのように助け合っているのか

GoogleとAmazonの助け合い

新しいトースターを探しているとします。皆さんはおそらく検索エンジン、特にGoogleを使うでしょう。しかし、Googleでの商品検索の多くは、世界最大の小売業者であるAmazonの利益になります。GoogleとAmazonの共生関係をもっとよく理解するために、SEOとコンテンツマーケティングプラットフォームのSearchmetrics社は、「Amazon vs. Google: The Battle for Product Search」という1万のキーワードに基づいた調査結果を発表しました。

これらのキーワードは、Googleデスクトップ検索の最上位の自然検索結果としてAmazonに存在する製品を生成して表示しますが、「Amazon」という単語を含む検索は含まれていません。

なぜAdWords?

この調査によると、Amazonが最上位の検索結果を獲得している時でさえ、ほぼ半数の検索に対して、少なくとも1つ (時にはそれ以上) の下位レベルの自然検索結果にAmazon製品のページが表示されているあることがわかりました。

それだけではありません。AdWordsでAmazonの商品が検索されると、その商品が10.5%のキーワードでGoogleの商品検索と並んで、自然検索の結果の上下に表示されます。AdWordsは現在 「Google Ads(日本ではGoogle広告)」 と呼ばれていますが、同レポートでは他の種類のGoogle Adsと区別するために古い名称を使用しています。

では、Amazonがこれほど多くの製品について、Googleの検索結果ですでに1位になっているのに、なぜ有料のAdWordsに投資する必要があるのでしょうか。

その理由は、Searchmetrics社の調査で詳しく説明されているように、AdWordsによってAmazonはこれらの製品検索の結果ページで圧倒的な存在感を示すことができるからです。

AmazonはGoogleを支援している

これは、検索キーワード「outdoor curtains」のGoogle検索結果のスクリーンショットです。

Google検索結果

出典:Searchmetrics report

調査によると、「Amazonは、自然検索結果で上位表示していても、大量のAdWordsを購入することで競合他社に対抗しています。しかし、Googleは誰がAdWordsを買っても恩恵を受けており、Amazonは最も関連性の高いオーガニック検索結果があるにもかかわらずリスティングに費用を払っています。

Googleのショッピング広告(商品リスト広告)は、結果ページの56%に表示され、オーガニック検索のトップはAmazonで、Googleショッピングボックスの結果の三分の一近くにはAmazonの結果が表示されています。

強い存在感

さらに、Amazonが自然検索のトップである検索結果ページに表示されるほとんどの画像には、Amazonの画像が含まれています。

「outdoor curtains」などの自然検索結果のトップがAmazonである場合、Googleがそのページに画像を表示したときには常にその小売業者の商品画像が表示されますが、これは全体の約44%に相当します。関連ビデオは検索の35%近くに表示されます。

GoogleにはこのAmazonの存在感を製品検索でサポートする以外の選択肢はほとんどありません。

【参考】