エイムプレイス、ITPの影響を受けない新しい計測方法の特許を取得

発明した新しい仕組み

インターネットメディア事業を展開する株式会社エイムプレイスは、2021年9月2日、インターネット上の新しい計測方法に関する特許を取得したことを発表した。

当特許は、インターネット上でユーザーの行動分析がプライバシー保護を担保した状態で計測可能になり、Apple社が提唱するITP(Intelligent Tracking Prevention)の規制を受けず、制限なくインターネット広告のコンバージョン(ウェブサイトで獲得できる成果)計測が実現できる。

プライバシー保護などの観点からApple社ITP規制強化 広告による成果把握が困難に

発明した新しい仕組み

アフィリエイトサービスでは、宣伝広告に対する成果を把握しなければならない。そのため、ネットワーク上でのユーザーを追跡する目的で、ユーザーの端末機器にアクセスし、行動情報を取得する必要がある。従来のアフィリエイトサービスでは、広告(バナーやテキストリンクなど)をクリックしたユーザーの端末を一時的にASPトラッキングサーバーに接続させる。必要な情報を端末から収集した後、端末を広告主側にリダイレクト(誘導)する、バウンストラッキング(※1)手法がとられている。ユーザーの意図していない、アフィリエイトサービスを提供する事業者(ASP)のサーバーを経由することが、個人情報の観点から見ると、今後ITPの規制対象になりえる。

※1バウンストラッキング…ユーザーがウェブサイトを訪れた際、本人が意図していないASPトラッキングサーバーを経由する行動履歴データの計測方法

近年インターネット上の情報収集では、ユーザーのプライバシー保護などの観点から、端末装置に付与された情報に対し、付与した情報以外の読み取りやリダイレクト処理後の読み取りを規制する動きがある。2020年1月14日、Google Chrome(以下、Chrome)の開発者ブログである「Chromium Blog(クロミウム ブログ)」では、今後2年以内に同社が提供するブラウザ(Google Chrome)で、「ユーザー情報を特定するデータの外部提供を段階的に廃止する」方針がリリースされた。このような動きから、先行してAppleにより導入されるITPの考え方に各社が追従する可能性が高いと考えられる。ユーザーの情報収集を制限されることで従来のバウンストラッキング手法による広告成果の把握が困難になるという課題に直面している。

アフィリエイトの設定不可や、ユーザーに対する監視不可の軽減を図る特許概要

取得した特許は、「バウンスレス計測システム」だ。ユーザーが意図していないASPサーバーを経由しない。ユーザーと広告主の間にのみに通信が発生する為、ブラウザ(Apple側)の考えるセキュリティやプライバシー上の問題が解消される。今後、規制の対象となり得るバウンストラッキングを利用しないことで、ITP規制に抵触せずに成果計測を行う事が可能だ。

特許証

特許概要

特許番号:特願2021-138490
特許登録日:2021年9月2日
発明の名称:宣伝管理システム、宣伝管理装置、宣伝管理プログラム
特許権者:柏崎剛(同社取締役)

エイムプレイスは、発明した特許技術を必要としている事業者へ貸与する。3年後には貸与事業者とともに500億円の事業規模を目指す。

株式会社エイムプレイス

「おもしろい」「ありがとう」を引き出す価値あるサービスを創造する株式会社エイムプレイスは、インターネットメディア事業・WEBコンサルティング事業・人材紹介事業を柱に、美容や不動産に関する領域でメディアを複数展開している。

【プレスリリース】

【関連記事】