1分で分かる!マーケティング戦略立案に欠かせない「PEST分析」とは?

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PESTとは

PESTとはそれぞれPolitics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の頭文字をとったものです。
どれも自分の力ではどうにもできない内容です。これらを分析することで、マーケティング戦略が外部環境の流れに乗れるかを考察することができます。

politics(政治)について
政権交代や国の方針、法律の改正による影響を分析します。自社の行うことが政治や法律、国家間の取り組みにどのような影響を受けるのかを分析することで、時代に逆行しないマーケティング戦略を取ることができます。

Economiy(経済)について
株価や円安・円高といったビジネスに直接影響を与えるものや、GDPや失業率というような指標、外国の景気動向を分析します。景気の良し悪しはマーケティング戦略を策定する上で重要です。

Society(社会)について
人口の増減やその地域の治安、教育水準などの社会的な影響を分析します。この分析から社会的なニーズが発掘できる場合があります。

Technology(技術)について
技術革新についても分析します。最近はスマホの発展によってライフスタイルに大きな変化が生じています。このような技術の進歩は外部要因にも大きく影響を及ぼすのです。

PEST分析とは

PEST分析は中長期的な視点に立って分析を行います。将来の予測は難しいですが、マーケティング戦略においては先を見通すという力が非常に重要です。中長期的な視点で仮説を立てていきます。

上記4つの項目は単体で独立しているわけではなく、関連性があります。政治の混乱が株式市場に影響を与えたり、通信技術の向上で地域に犯罪情報が共有化されるなど、一つの項目に事象が発生すると良くも悪くも他の項目にも影響が出るものです。互いの項目をクロスさせて広い視野で分析をすると、中長期的な仮説を立てるヒントがでてきます。

例えば、SNSの発展で情報共有が容易になっています。災害時にも安否確認や情報伝達に大きく貢献しました。政府の情報発信のツールとしても活用され、今後の発展が期待される分野です。しかし、情報共有が容易になったからこそ、個人情報の流出や嘘情報、誹謗中傷というようなデメリットも目立つようになっています。これに伴いSNS運営会社の自主規制や国家レベルの法改正がある可能性も否定できません。

このような仮説を立ててトレンドに乗ることができるマーケティング戦略を立案していきます。

PESTの各項目や関連性が分析できたら、このトレンドが今後どうなっていくかを予測していきます。それぞれの項目が変化していくのか、変わらないのか、短期的なものとなるのか、長期的な変革となるのかを考察していきます。マクロ環境の変化は危険な脅威であることは間違いないですが、変化は同時にチャンスでもあるのです。PESTの各項目や関連性を深堀りしていくことで全体的なトレンドに乗り、大きく飛躍することができるのです。

成功した企業は世の中の変化、トレンドに敏感です。外部環境の変化に合わせてマーケティング戦略を変えることができるからこそ、成功を手に入れているのです。外部環境を把握し効果的な戦略を作り出すフレームワークがこのPEST分析なのです。


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