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プリヘッダーテキストとは何か?メルマガで開封率を向上させるための方法を解説

WEB担当者やマーケティング担当者はメルマガやメールマーケティングを行う上で、「プリヘッダーテキスト」を活用しているでしょうか?

著者自身、業務の中でメールマーケティングを含むデジタルマーケティングのコンサルティングを行っています。プリヘッダーテキストというものを認識しているマーケティング担当者、メール配信担当者が少ない事に危機感を感じた事が本記事執筆の背景です。

過去5年間で、Eメールの開封を行うデバイスは30%も増加しています。今や、Eメールはデスクトップでの開封よりも、モバイル・デバイスでの開封の方が多くなっているという事です。読者の皆さん自身の生活を考えてみても、容易に想像できるでしょう。

Eメールのマーケターが売上を増加させるには、このモバイルシフトへの状況も踏まえて初めに述べた「プリヘッダーテキスト」の重要性がますます高まっているのは明白です。

この記事では、プリヘッダーテキストとは何か?そしてなぜプリヘッダーテキストを活用する必要があるのか?効果的なメールマーケティング行う上でどのような点を意識する事必要があるのか?を書いていきます。

プリヘッダーテキスト(Preheader Text)とは何か?

プリヘッダーテキストとは、メールの受信ボックスを開いた時に見える一覧の件名の下にあるメッセージ本文の最初の文章の一部の事です。ほとんどのモバイルデバイス、デスクトップ、WEBメールのクライアントは、Eメール本文を開く前にメッセージ本文の上部を表示しています。

【Gmailの例】

プリヘッダーテキストとは

なぜプリヘッダーテキストを最適化する事が重要なのか?

Eメールキャンペーンのを作成するときに、プリヘッダーテキストをよく考える必要がある理由はたくさんあります。

ユーザーはプリヘッダーテキストを、そのメールを読むかどうかのスクリーニングをかけるために利用しています

件名と同じく、プリヘッダーテキストはユーザーがEメールを受信した時に最初に視認するテキストです。

これらには2つの要素があります。

①ユーザーがそのメールキャンペーンを開封するかしないかを決めます。

②またメールが開封される事がなければ、ユーザーはクリックする事もなければコンバージョンアクションも取る事ができません。(同様にECサイトも中に入ってこなければクリックも購入もありません)

プリヘッダーテキストは潜在的な広告として活用できます。

Eメールマーケティングに特化した広告代理店のメール配信実行担当者は、ユーザーがEメールを開封しようがしまいが件名は常に必要とされます。彼らは、Eメールの件名が広告宣伝に役立つと考えているし、それ自体で広告宣伝の価値を有するとも考えています。彼らは「ユーザーのEメールの開封にかかわらず、件名はほぼ必ずと言っていいほど閲覧される」と話しています。まさにこれは、件名が企業とユーザーのブランドコミュニケーションの機能を果たしている事を意味しています。

件名がそうであれば、もちろんの事プリヘッダーテキストも同じ事が言えるでしょう。ユーザーが件名を読んだのであれば、少なくともプリヘッダーテキストも読む事になります。プリヘッダーテキストを件名と同じ位置づけとして意識できるかどうかが非常に重要になってきています。

開封率を向上させるためのプリヘッダーテキストの最適化方法

異なるデバイスであっても適切なメッセージを届けるためにプリヘッダーテキストは端的に記載する

ユーザーが利用しているデバイスではどれくらいの文字数が視認可能なのでしょうか。デスクトップやモバイルデバイス、タブレットなどを考えると非常に多くのパターンが存在しています。

プリヘッダーテキストはどれくらいの文字数が最適なのでしょうか。

もっとも多く利用されているEメールクライアントの視認できる文字数を紹介します。

プリヘッダーテキストの最適な文字数

出典: Litmus

一般的には、40〜50文字の間にプリヘッダーテキストを収めておけばまず問題ないと言われています。

メールキャンペーンにおいてプリヘッダーテキストはどのように見えるのか

メール本文においては件名部分にプリヘッダーテキストは表示されず、プリヘッダーテキストはメール本文の上部に表示されます。

購読者は、最初のプリヘッダーテキストの内容でメールキャンペーンを判断します。よく見られるのが、この部分にキャンペーンとは関係のない注意の内容等を記載しているメールキャンペーンを見かけるが、購読者観点で見るとキャンペーンとして最適解とはいえない。

メルマガでのプリヘッダーテキストの見え方

このようにメールキャンペーンにおいては、細かいチューニングが非常に重要になってきます。改めて、購読者観点でのキャンペーンのしかけをとことん突き詰める事で、メールキャンペーンの最適化を図っていくべきなのです。