銀行は、顧客を何階層に分ければいいか?[金融機関のためのコンテンツマーケティング特集 その4]

銀行の顧客分析

オウンドメディアの運営など、コンテンツマーケティングの基本であり、もっとも重要なポイントとなるのが、顧客に「刺さる」情報を適切に提供することだといえます。

これは、金融機関によるコンテンツマーケティングも同様です。顧客をある条件のもとでセグメントに分けて、それぞれの階層にあった情報提供を心がける必要があります。

顧客セグメントの分け方の具体例

顧客セグメントの分け方として、1つ目は資産規模で分ける方法があります。金融資産が 4 千万円以上の富裕層と呼ばれる顧客と、それ以外の顧客(いわゆるマス層)では求めている金融サービスや必要とする情報が異なる可能性があります。
このほか、年齢、ライフステージや家族構成、住宅形態、入出金のパターンなどの生活スタイルによる区分もあります。また、「口座を開設している顧客」「住宅ローンを組んでいる顧客」「投資商品を購入している顧客」というように、銀行との取引の深度によるセグメント分けも可能です。

コンテンツ提供はどのレベルをターゲットにするか

コンテンツマーケティングは、コンテンツ提供によって顧客との接点を増やし、自発的に顧客の潜在的な興味・関心を掘り起こすという手法です。

とはいえ、対象となるのはあくまで「潜在的な顧客層」であり、まったく興味関心がないという層に向けて情報発信をしても、徒労に終わることがほとんどです。コンテンツ提供の対象となるのは、銀行との取引の深度によるセグメント分けでいえば、だいたい上位4段階くらいと考えてよいでしょう。

それぞれのレベル感に合わせたコンテンツを提供する

上位4段階というと、対象となるのは「マネーに強い関心があるセミプロ層」から「資産形成に多少関心を持ち始めている層」まで、かなり幅広い層を対象とすることになります。

それぞれのセグメントによって、興味関心事や知識レベルが異なるので、それぞれのレベル感に合わせたコンテンツを提供することが必要になります。

こう見ていくと、コンテンツマーケティングというのは、従来のマス向けのマーケティングに比べてかなり手の込んだ仕掛けが必要だということがわかるのではないでしょうか。

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※本記事は株式会社デファクトコミュニケーションズ様より提供いただいた寄稿記事になります。


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