これで広告費を損しない!広告運用の問題点を素早く見つける7つの分析テクニック

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分析テクニック 1 設定キーワード分析

視点① 「ユーザーを想定してキーワードを設定できているか」

キーワード発想をする際、Google AdWordsのキーワードプランナーやGood Keywordなどのキーワード生成ツールを活用している方も多いかと思います。

これらを使って出したキーワードをそのまま設定してしまってはいませんか?

そうだとすると、購入の見込みが薄いキーワードや、関連性の低いキーワードの検索にまで広告が表示されてしまい、結果的に無駄なコストが掛かっているかもしれません。しっかり、自身のサービスや商品の購入者から、実際に検索されそうなキーワードを考えてみて下さい。

例えばあなたが、ほうれい線を解消する化粧品を販売しているとします。

ツールを使って出来たキーワードを見てみると、その中に関連性の低いものが数多く混在していると分かりますね。

ツールは便利ですが、しっかりご自身のサービスに適切なキーワードを選び出して設定することが大切です。


キーワード選定1

視点② 設定しているキーワードでライバルが入札しているかどうか

あなたは、検索したキーワードに広告が出ていなかった時、「広告が出ていないからお宝キーワードだ!」と思っていませんか?

しかし実は、広告が出ないキーワードはキーワード自体の品質が悪いケースがほとんどです。このように間違った判断をしないよう、十分注意してください。

検索結果表示

キーワード分析を行うことで、無駄なコストを抑えながら、目的とするユーザーへ効果的にアプローチすることが出来ます。現在設定しているキーワードに無駄がないか、まだやったことがない方はこの辺りはしっかり抑えてくださいね。

分析テクニック 2 検索クエリ分析 

検索クエリとは実際にユーザーが検索したキーワードのことで、検索クエリを確認することで、設定したキーワードがどんな検索結果に反応しているか確認することができます。

アカウント運用の分析には必須となる項目の1つです。キーワードにチェックを入れ、検索語句をクリックすると実際の検索クエリを確認することができるので下記を参考にしてみて下さい。

分析テクニック

例えば部分一致で「そばかす 消す」というキーワードを設定していても、検索クエリを見てみるとそれ以外のキーワードに反応するケースがほとんどです。

検索クエリとキーワード

設定したキーワードそのものが占めるシェアは、全体の半分以下ということにお気付きでしょうか?

中には意図していない検索に対して広告が表示されてしまうこともあるため、除外キーワードの設定を活用しながら日々のチューニングを心掛けましょう。

具体的には、以下のようなチューニングを行っていきます。

・除外キーワードを設定する

・意図しない拡張が多い場合、キーワードのマッチタイプを変更する。

・キーワード自体を変更する。(CVワードを登録し、そちらにシフトしていく)

・クリック単価を抑え様子を見る。

・キーワードを停止処理する。

これらを行うことで、新規の獲得が見込めるキーワードや、パフォーマンスが優秀なキーワードが判断できます。ぜひ、日々の運用に加えてみて下さい。

 

分析テクニック 3 デバイス別分析

続いてはデバイスごとのパフォーマンスについての分析です。

デバイスごとのパフォーマンスは、表示項目をカスタマイズしないと見られないため注意が必要です。

一見パフォーマンスが悪いキーワードでも、実はどちらかのデバイスが足を引っ張っているだけだったということも多いので必ずチェックしましょう。

確認方法は、分割のタブからデバイスを選択すると内訳を見ることが出来ます。

分割タブのデバイス

また、実は検索クエリにおいても、デバイスごとに傾向が異なります。デバイスごとの入札単価を調整するだけでも無駄なコストを抑えることができます。

 

分析テクニック 4 品質スコア分析

品質スコアは、クリック単価を決定する上で非常に重要な項目となるので、こちらも必ず確認するようにしましょう。

確認方法は、キーワードのタブから表示項目で選択すると確認することができます。また、品質スコアの決定方法はキーワードと広告文の関連性、クリック率など複数の要素から決定されており最低でも4/10以上を保てるようにしていくといいでしょう。

それと合わせて、FirstPageBitも表示項目から選択し入札単価は高すぎていないかなどのチェックもかかさずに行いましょう。

品質スコア分析

具体的な手順としては、

手順①:広告文のタイトルインを見直す。

手順②:広告文のクリック率を改善する。

手順③:「上部vsその他」で掲載順位別CPAを確認。

手順④:クリック単価を最適な単価に調整。

手順⑤:上記手順2~4を繰り返す。

上記をしっかり行っていれば、適切なクリック単価でアクセスを集めることが可能になり無駄な広告費の削減へとつながります。

 

分析テクニック 5 広告文比較分析

続いては、クリック率の改善に必須の分析手法です。

クリック率を高めることでキーワードの品質が上がり、結果としてクリック単価を下げることが出来ます。

広告文は、基本的にA/Bパターンを設定し常にテストを繰り返します。

その際に活躍するのがエクセルのピボットテーブルです。管理画面上では成果の比較が難しいためエクセルで分析すると便利です。

分析結果

1度設定したまま放ったらかしにならないよう、広告文のテストを繰り返し行いましょう。それによって品質スコアが改善されていくので、結果としては安い入札単価でクリックを集められるようになります。

また、広告文テストはクリック率がどれぐらいになるまで続ければいいのかといった疑問が出てくると思います。下記にキーワードの種別ごとに参考クリック率をまとめました。

 

種別 指標
検索-ブランドネーム 5~7%
検索-コアキーワード 1~5%
検索-関連キーワード 0.5%~1%

 

あくまで参考となりますが、上記を満たしていればひとまず広告文テストに時間をかけず他の部分のテストに進むきっかけとして考えてもらえればと思います。

手順①:広告文をA/Bとセットする。

手順②:運用して300クリック以上のデータで分析。

手順③:数値の悪い広告文を改善する。

手順④:上記2,3を繰り返す。

手順⑤:テストをしない時は一つの広告文に絞る。

これを実践する無駄なコストを削減できるだけでなく、ユーザーがどういった広告に反応を示すのか傾向を判断しやすくなります。

分析テクニック 6 期間比較分析

期間分析は、アカウントのパフォーマンスが悪化したときに非常に役に立つ方法です。

この分析を行うことで、悪化した時期を特定することができます。

期間比較分析

このときに注意しなければいけないポイントは、前月と当月だけで判断をしないこと。

期間分析は少なくとも半年前までのデータを確認することです。短期間のみの分析で判断してしまうと本当の原因を見失ってしまい、間違った判断に繋がる可能性が高くなります。

期間分析2

手順①:アカウントのパフォーマンスの動きを確認。

手順②:悪化要因を突き止める。(変更履歴確認)

手順③:悪化部分を過去全盛期状態の設定に戻す。

手順④:悪化部分に改善施策を行う。

手順⑤:外部要因であれば配信抑制・停止する。

期間分析を行うことで、悪化に繋がったタイミングや前年からの伸び率などを、多角的に判断することができます。

 

分析テクニック 7  CVR分析

広告のパフォーマンスは、アクセス以上にLPからの成約率が重要です。

Googleアナリティクスのウェブテスト機能を使用しないで、ランディング先のページのABテストを行いたい場合は、同一広告文でテストを行いましょう。

CVR分析

データが蓄積されたらピボットテーブルを活用してパフォーマンスの確認を行います。

広告比較分析

LP①より、LP②の効果が高かったことがわかります。

ただし、このテスト方法を設定する時は、1点気をつけなければいけないことがあります。

広告のローテーション設定において、デフォルトではクリック率重視の設定となっているので、テストを行う時は、これを「均等にローテーション」に変更しておく必要があります。これを設定しおかないとデータに偏りが出てしまい、正しく判断することが出来ないので忘れないようにしてください。

広告比較分析3

 

手順①:リンク先をABとセットする。

手順②:運用して300クリック以上のデータで分析。

手順③:数値の悪いLPやリンク先を改善する。

手順④:上記2,3を繰り返す。

手順⑤:テストをしない時は一つのLPに絞る。

CVR分析を行うことで、手軽にランディングページのテストを行うことができ、成約率の改善へとつなげることが可能になります。

まとめ

以上が、アカウントの問題点を素早く見つけ損失をなくす7つの分析テクニックです。

どのようなユーザーに求められているか、どのような行動をするかを理解することの重要性、また分析を行う上で、期間やデバイスなどが変われば状況も大きく異なることがおわかり頂けたかと思いますので、あなたの日々の運用に役立てていってください!

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